【ADの仕事は辛い?】辛いと感じる人が多い点と考え直したい点をご紹介

この記事の監修者

志土地
志土地キャリアアドバイザー

番組制作会社に新卒入社後、リサーチ会社に転職。
長年、テレビ番組などで扱う情報や映像などのリサーチャーとして勤務。
働く中で、エンタメ業界で人材が流動的なのを目の当たりにしたことをきっかけに、
エンタメ業界で働きたい方・業界内の転職を考えている方の転職サポートをしております。

芸能・エンタメ業界で代表的な仕事のひとつに、AD(アシスタントディレクター)があります。ADは番組やドラマなどの制作現場で働くため、一度プロジェクトが発生すると仕事が非常に忙しくなってしまい、仕事が辛い・大変だと感じる人がたくさんいます。実際にこの記事に辿り着いた人も現在ADとして働いていて、様々なことに辛いと感じている人がいるかもしれません。そこで今回はADの仕事や転職事情について詳しくお伝えしていきます。

辛いのはADだから?今の環境だから?

実際にADの仕事をしている人で、労働環境をはじめとする働き方に辛さを感じているケースは少なからずあるでしょう。

人によっては1か月に1~2回しかお休みが取れないような場合や、寝る暇もなく徹夜で仕事をしている状況の人が転職相談に来られるケースも見てきました。

昔ならではのハードな環境から大きく改善されてはきましたが、実際にADの仕事をしていて、労働環境面や体育会系の社風に辛いと感じている人が一定数いるのが事実です。

ただ仕事における辛さ・大変さには様々な要因がありますので、ADの仕事をしていて転職を考えている方は下記3つのポイントを参考に「仕事の何が辛いのか、大変なのか」を考えてみてください。

①忙しくて大変…の要因は人手不足かも?

ADの仕事は、実際にドラマやテレビ番組の制作を行っていくため、制作スケジュールに合わせて現場で忙しなく動いていくケースがほとんどです。

そのため一旦プロジェクトが始まってしまうと、ADの中には休憩時間もまともに取れず、1日十数時間も働き通しという人もいます。そうした場合、業務量が多すぎてとても1人で抱えられる量ではなく、とても通常の時間内では仕事が終わらない!労働時間が酷過ぎる!と頭を抱えている人が多いです。

そういった環境から、ADの仕事は常に忙しくて大変、とても体が持たない…と感じてしまうかもしれません。しかしそれは制作現場の人手が足りていないからではないでしょうか?

プロジェクトを依頼したクライアントや制作会社によっては、番組などの制作資金をあまり出せないケースもあり、そうすると人件費の捻出もままならないことも少なくありません。

番組制作で人手が足りない場合には派遣会社などを利用することが多いのですが、派遣を利用するとコストが高い傾向にあります。そのため資金確保が難しい会社だと人手不足に陥ることが珍しくないです。

そうすれば本来5人でやるような仕事を1人でやらなければならないこともあるでしょう。つまり忙しさの原因は「人手不足」による可能性があります。

もし人手不足が原因の場合なら、人員確保が十分に出来るクライアントと制作をやっているような会社や、資本がしっかりとしている会社を選ぶことで改善出来る可能性が高いです。

②精神的に辛いのは人間関係のため?

ADの仕事でよくあるのは、体力的な問題を除くと精神的に辛くなってしまうケースです。忙しさに加えて、ディレクター・プロデューサー・カメラマン・照明・出演者などなど、非常に多くの立場の人と関わる仕事のため、辛く感じてしまう人も多いでしょう。

しかしながら、それは会社や協力会社の人間関係がたまたま悪く、その点にストレスを感じてしまっているのかもしれません。

ADの働く芸能関連の会社では、昔ながらの体育会系な社風が残っているところもまだあります。そうするとコミュニケーションの当たりが強い人が多い会社もありますので、人間関係で苦しく感じてしまっているのかもしれません。

③仕事が終わらない…!のは番組のジャンルや会社によって違う?

ADの仕事で大変なもののひとつとして、撮影した映像の編集作業が挙げられるでしょう。もちろん編集作業もスケジュールが決まっているので、時には非常にタイトなスケジュールを不眠不休で行っている人もいます。

ですが編集作業が大変なのは、スケジュールに余裕を持たせずに安く番組制作を受注しているような会社の場合も多いです。

またバラエティー番組やドラマなどは、編集作業が非常に多い傾向にあります。そのためそういったジャンルをメインで取り扱っている制作会社で働いていると、編集作業に時間を割かれて忙しくなってしまうことが少なくありません。

そのため取り扱っている番組のジャンルを変えたり、制作会社を変えることで労働環境が改善されるケースは非常に多いです。

 

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ADは転職市場で評価が高い?仕事を通して身に付いているスキル

上記のように大変なこともあるADの仕事ですが、転職市場においてどういった評価となるのでしょうか?もし現在ADをやっていて転職したいと考えている人にとって、どんなスキルが身についているのかは非常に重要だと思います。

実はADの仕事をしている人の多くは、多彩かつ汎用性の高いスキルを身に付けることが出来るので転職での市場価値が非常に高い傾向です。

そのため今回は、ADの仕事を通してどんなスキルが身に付くのか詳しくご紹介します。

①スケジュール管理・プロジェクト管理が身につく!

ADは制作現場において、ディレクターのアシストだけでなく制作現場全体のサポート役として非常に幅広い業務を行います。

また番組全体の制作スケージュールと、そのスケジュールを守れるように進捗状況をコントロールする必要もあるため、全体を把握しながら現場で動いていくことでスケジュール管理やプロジェクト管理のスキルを身に付けることが出来ます。

上記のスキルは、納期とタスクの優先順位を考えて臨機応変に動く必要と、時間内にそのタスクを終わらせられるように事前準備を行う必要がありますが、こうした能力は異業界・異職種でも魅力的なスキルとなります。

どの仕事でも求められる能力ですので、即戦力性が高いスキルといえます。

②対人折衝力・交渉力は非常に重要!

カメラマンや大道具・小道具などの技術職のスタッフや、番組に出演する芸能人や出演者、番組制作の総責任者であるプロデューサーともコミュニケーションを取り、プロデューサーやディレクターの指示に従って各スタッフとの折衝を行っていきます。

その際に、プロデューサーと現場の技術スタッフや出演者で意見が食い違うことももちろんあるので、間を取り持ってプロデューサーの指示に合わせて動いてもらえるように交渉していくのがADの仕事です。

単純に言えばやってくれるというわけではないので、相手の状況や気持ちをくみ取りながらこちらの要望を飲み込んでもらったり、可能な範囲内での落としどころを探っていったりすることで、非常に高い対人折衝力や交渉力を身に付けることが出来ます。

エンタメやAD以外の仕事でも、非常に汎用性が高くニーズのあるスキルですので、転職の際は有利に働きやすいです。

③これからの世の中に必要なフットワークの軽さ・行動力!

ADの仕事では、現場で臨機応変に動いていく必要があり、状況によってはプロデューサーの方針やスケジュールも変わっていきます。そのため他のスタッフ・出演者の間に入って全体をサポートするADの仕事はフットワークの軽さや、柔軟な行動力が求められます。

これは思考の柔軟さにも直結しており、VUCA(ブーカ)と呼ばれる変動的かつ不確実性の高い経営環境である現代で非常に重要なスキルとなります。

(VUCAとは、「変動性、不安定さ」「不確実性、不確定さ」「複雑性」「曖昧性、不明確さ」の頭文字を取った言葉です。現代の経営環境はもちろん、個人のキャリアを取り巻く環境についても表現しています。)

上記のような環境では、固執した考え方や既存のフレームワークに捉われたり、一度示された方針から変わっってしまうと馴染むことが出来なかったりする非柔軟な思考だと厳しいといわれています。

もちろん業界や企業によっても変わりますが、成長業界や先進的な会社で働きたいと考えた時に、VUCAな環境でも柔軟にフィットして行動していけるフットワークの軽さや柔軟な行動力は、非常に重要なスキルです。

ADで転職したい方は「エンタメ人」まで!

これまでADの仕事やスキルについて紹介していきましたが、今の環境から変わりたい・転職したいと考えている人はぜひ『エンタメ人』で相談してみてください。

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そのためエンタメ業界の転職に興味がある人は、ぜひ『エンタメ人』のキャリアアドバイザーに相談してみてください。