【新卒二年目で転職したい】初めての転職を成功させるポイントを徹底解説!

この記事の監修者

志土地
志土地キャリアアドバイザー

番組制作会社に新卒入社後、リサーチ会社に転職。
長年、テレビ番組などで扱う情報や映像などのリサーチャーとして勤務。
働く中で、エンタメ業界で人材が流動的なのを目の当たりにしたことをきっかけに、
エンタメ業界で働きたい方・業界内の転職を考えている方の転職サポートをしております。

「新卒二年目で転職したい」と考えているのは珍しいことではない

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「社会人になり、なんとか1年目は踏ん張れたけど……正直、もう転職したい。」

この記事を読んでいる方の中には、そう考えている方がいるかもしれません。実は、新卒二年目で転職したいと考えていることはそれほど珍しいことではありません。

・大卒:32.0%
・短大など:42.0%
・高卒39.2%

上記は新卒での就職後、3年以内に離職する人の割合です(厚生労働省の発表より)。大卒や高卒に関係なく、いずれも就職から3年以内に3割以上が辞めています。

職種・業種にもよりますが、宿泊業・飲食サービス業においては、大卒であっても半分以上にあたる50.4%が3年以内に離職しています。

新卒三年目で辞めた人も、3年目になって急に「辞めよう」と思い立った人ばかりではないですよね。少しずつ辞めたい気持ちが蓄積していった結果、たまたま3年目に転職することになった、ということもあるはずです。

つまり、新卒二年目のころには3割とは行かないまでも、「辞めた、または辞めたいと考えている」人は少なくないということです。

少し前から、新卒一年目~三年目で転職した人、転職活動をしている人を「第二新卒」と呼んで、採用している企業が増えてきました。これも入社後3年以内に転職する人たちが、社会的に無視できない規模で存在していることから生まれたのかもしれません。

 

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【二年目で転職するには難しい点も】覚悟すべき3つのこと

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意外と多くの人が新卒二年目で辞めたいと考えていることは、データが示している通りです。もしあなたが、新卒二年目で辞めたくなっているとしても、不思議なことではありません。

しかし、だからといって新卒二年目で転職するのは決して簡単なことでもありません。

覚悟や準備をせずに早期転職すると、望まない結果になってしまう可能性があります。そうならないためにも、どんな覚悟や準備をしておけばいいのか、3つの心構えをお伝えします。

(1)選考は「新卒の会社を早く辞めている」という前提で見られる

どんな事情があれ、「入社後2年以内に辞めようとしている」というのは事実です。「当社に来ても、すぐに辞めてしまうのではないか」と採用担当者は不安に思っているという前提で臨んだほうがいいでしょう。

これを覆すためには、納得できる退職理由、継続して貢献できる理由を伝える必要があります。反対に、この理由が上手く伝えられれば、新卒時よりもポジティブな印象で入社できる可能性もあります。

ただし、「ネガティブ寄りの評価からスタートする」ということは、絶対に覚えておきましょう。

(2)年収が一時的に下がることも覚悟したほうがいい

転職理由や転職先にもよりますが、たとえ採用されたとしても「試用期間あり」であったり、待遇が望む水準ではなかったりする場合があります。どんなに選考の場でアピールに成功しても、「短期のうちにやめてしまうかもしれない」という不安・リスクは拭えないためです。

そもそも、新卒入社の社員はその能力に対して待遇が高めに設定されていることが多いものです。それは、会社を好きになってもらい、長く勤めてもらうほうが採用コストや教育コストなどを回収できる可能性が高くなるためです。

新卒二年目で転職しようと考えている場合、現在受け取っている給与は、もしかしたら会社に長く勤めてくれることを前提とした少し高めの金額である可能性もあります。

しかし、新卒二年目で転職する場合、そのような優遇はありません。どうしても「また前社と同じようにすぐ辞めるかもしれない」という先入観をもたれる可能性が高いためです。

転職による年収ダウンの影響を少なくするには、例えば下記のような方法があります。

①年収が上がる別の業種を転職先に選ぶ。
ただし、自分がやりたい業種・職種であるとは限らないうえ、経験・技術・知識がネックとなって選考通過率が低い可能性がある。

②一旦、年収ダウンは受け入れる。仕事のなかで評価を挽回し、年収をアップさせる。
ただし、しばらく収入がダウンすることは確実である。

③新卒一年目~三年目(第二新卒)も、新卒と同じような待遇で扱ってくれる会社に転職する。
ただし、数多くあるわけではないため、会社探しに苦労する。

それぞれ一長一短があるので、どのパターンが自分に合っているのか、考えてみてください。

(3)希望の職種になれる可能性は決して高くない

今の職種のままでもっと収入アップしたい。今とは違う職種に就きたい。

これらの希望をもって転職活動を始めたとしても、必ずしもその職種に就けるわけではありません。

1社目で経験していた職種になりたいとしても、採用する側は「もっと経験や実績がある」中途の三年~五年目社員を採用したいと考えています。

未経験の職種に飛び込もうとしても、採用する側は最初から教育できる新卒を採用したいと基本的には考えています。

このように、新卒内で席の取り合いだった1社目の就活のときとは異なり、職種争いのライバルが中途転職者にまで広がってしまうため、希望職種に就けない可能性も高くなります。

未経験歓迎かつ第二新卒歓迎の企業を探すか、または1社目の経験を活かせることを十分にアピールできるように対策しておく必要があります。

【転職二年目】転職前にもすべきことはある!できる限りスキルや実績をつけよう

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割り切って現在の仕事で期待されている以上の結果を残す

転職を決意した後、意外と多い失敗が現職の仕事の手を抜いてしまうことです。「どうせ転職するし…」と、残りの仕事を適当にしたり、無責任なことをしてしまったりすると、転職活動も上手く行きづらくなります。

人づてに現職での働きぶりが採用担当者の耳に入り、採用を見送られてしまうこともあるようです。最近では、リファレンスチェックという、前職に就業実績について確認を取る企業も増えてきました。

現状があまりにも厳しい環境であるなら別ですが、そうでなければ現在の仕事は最後までしっかりと取り組むことをオススメします。惜しまれて辞めるくらいがちょうどいい、と考えておきましょう。

業務外の時間で志望する仕事のスキルを習得しよう

転職する際に、今と同じ職種を志望するとしても、業界理解や企業研究などやるべきことはたくさんあります。今とは異なる職種を志望しているとしたら、学ばなければならないことはさらに増えます。

そして、このような勉強やスキルアップを怠ると、採用担当者に見抜かれ評価が下がる原因にもなり得ます。

転職活動もしながら、業界・企業について勉強し、スキルアップもする。当然これらは、業務時間外で行うことになります。転職活動期は、終わるまでプライベートも大変になる、と覚悟しておきましょう。

自分の仕事を他人に説明できるようドキュメントにまとめる

こちらは、より実践的な準備です。転職に際しては、新卒就活のときには書かなかった「職務経歴書」というものの提出を求められることがあります。

新卒二年目とはいえ、1年以上は今の会社で働いてきた実績があると思います。中途採用の場では、その職務内容と経験こそが重要な項目となります。

どんなに素晴らしい経験をしていたとしても、説明できず誰にも伝わらなかったら、それは転職活動においては評価の対象になりません。説明するための前段階として、まずは自分の仕事内容や経験を資料にまとめておきましょう。

【転職二年目で転職したい理由をまず明確に】転職理由・志望動機を整理しよう

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まずは正直な自分の気持ちに向き合うことが大切

なぜ転職したいと思ったのか。まずは、自分の正直な気持ちと向き合ってみましょう。

「嫌なことが蓄積した」「自分にとっては許せない決定的な出来事があった」など、転職の決意に至るにはいろいろなパターンがあると思います。

そしてそれは、必ずしも「キャリアアップしたい」とか「もっと成長したい」とか、ポジティブな理由ばかりではないかもしれません。まずは、ネガティブなこともすべて正直に書き出してみましょう。

自分にウソをつくことはできないし、自分の本音から逃げることはできません。まずは、転職したいと思った理由と向き合ってみましょう。そうすることで、転職先を探す指針が見つかります。

ネガティブな理由だったとしても、裏側にある理想を言葉にする

そしてすべて書くことができたら、転職を決めた動機の裏側にある自分の理想も言葉にしてみましょう。ネガティブな理由にも、その裏にはポジティブな理想が存在しているはずです。

「給料が安い。」→「正当に評価されたい。」
「やりがいがない。」→「〇〇という仕事ならやりがいを感じられる。」
「残業が多すぎる。」→「もっと効率的に働きたい。」
「思っていた仕事内容じゃなかった。」→「こういう仕事内容なら、自分に合っている。」

上記のように言い換えることができるはずです。採用担当者も「言葉の裏にある真意」に気づいてくれるはずです。

ただし、人間関係について言及する場合は気をつけましょう。苦手な上司や合わない同僚のことを伝えるのは非常に難しいです。

採用担当者はあなたが実際に働いているシーンを見ていません。そのため、大抵は「ただの悪口」だと捉えられてしまいます。

それでも転職の理由が人間関係にある場合は、特に言い方に気をつけましょう。

自分で理解できるのと他人に伝わるのは違う。第三者に話してみる

この記事の前半で、「納得できる退職理由、継続して貢献できる理由を伝える必要がある」とお伝えしました。ただ、選考で難しいのは、人によって受け取り方が違うことです。初めて会う面接官でも、真意が伝わらなければ選考に落ちてしまいます。

・長く続けてくれそうな熱意
・活躍の裏付けになりそうな実績
・ネガティブなだけではない転職理由

上記の3点は言葉選びに失敗して、誤解されてしまうことがないようにしておきたいものです。フラットな目線で判断してくれる友人・知人などの第三者に協力をお願いし、伝えたいことが伝わるか試してみましょう。

志望動機や企業選びの際は、志望業界専門のエージェントに相談を

膨大な時間を掛けて業界研究・企業研究をするのは難しい。志望業界について詳しく聞けそうな人が身近にいない。

そんなときは、転職のプロが集っている転職エージェントの利用も検討してみてください。採用する企業側と転職する求職者側の両方の視点をもとに、適格なアドバイスがもらえるはずです。

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