【楽しい仕事とは?】定義から、見つける方法までご紹介!
どうせ働くなら楽しい仕事に就きたいですよね。
ただ、楽しい仕事といっても、個人によって仕事の楽しさの受け取り方も、楽しい仕事に就くまでの道筋も異なります。
この記事では楽しい仕事の定義から、自分にとって楽しい仕事を見つける方法まで詳しく解説します。
目次
楽しい仕事とは?
最初に前提としてお伝えしておきたいのは、誰にとっても楽しい仕事というのは存在しません。
なぜならコミュニケーションを取ってチームで働くのが好きな人と、個人で自分のスキルを高めながら働くのが好きな人とでは同じ仕事であっても感じ方が異なるからです。
しかし、どのような仕事に就いても仕事を楽しめない人というのは存在するのが事実です。
それは「魅力がない商品やサービスのせいで売れない」「上司の指示が適切でないせいで良い仕事ができない」のように他責思考(問題の責任の所在を自分以外に求める思考法)を持つ人です。
自分の仕事がうまくいかないからといって過度に自分を責める必要はありませんが、自分が今の仕事を楽しむための取り組みを何一つしないまま転職をすれば、結局また同じ結果が生まれてしまいます。
このようなことにならないためにも、まずは自分のことは自分で責任を取ることのできる前向きな思考を持つことが楽しい仕事に巡り合うためには重要なことです。
その前提で、多くの人が考える「楽しい仕事」とはなにか、ご紹介していきます。
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楽しい仕事の5つの条件
ここでは、多くの人が楽しいと感じる仕事の条件を5つご紹介します。
①やりがいを感じる仕事
楽しい仕事の条件の1つ目はやりがいを感じる仕事であるということです。
仕事にやりがいを感じる状態とは、自分の仕事で社会に貢献できていると思うことができたり、会社で昇進や昇給をして適切に評価されていると感じることができたりする状態を言います。
仕事にやりがいを感じることができれば能動的に取り組み、生産性やスキルが上がって、さらにやりがいを感じるという良い循環が生まれるでしょう。
②職場の環境が良い仕事
楽しい仕事の条件の2つ目は、職場の環境が良い仕事であるということです。
コミュニケーションが取れていて人間関係が良好であり、モラハラ・セクハラ・パワハラなどの問題が起こらないか、起こっても企業として解決に積極的に取り組むことのできる職場環境であれば安心して仕事に取り組むことができるでしょう。
またお互いを尊重しながら協力しあって課題解決に向かうため、結果的にこのような企業は生産性が高まり目標達成もしやすいです。
③人に感謝される仕事
楽しい仕事の条件の3つ目は他の人から感謝される仕事であるということです。
例えば、医療や介護の仕事は患者や利用者の命を守る必要があるためとても責任の重い仕事と言えますが、その分サービスを受けた人や周囲の人には感謝の気持ちが生まれます。
感謝の気持ちを受け取ることによって、自分の行っている仕事が社会貢献できていると自信を持つことができるでしょう。
④将来性のある仕事
楽しい仕事の条件の4つ目は将来性のある仕事だということです。
将来性のある仕事は需要の高い仕事のため忙しくなりがちなのと、その分野について継続的に学び続ける姿勢が必要なのが特徴的と言えるでしょう。
しかし企業内で出世すれば年収は上がりやすく、将来フリーランスとして独立するなどキャリアの幅も広がりやすいのが特徴です。
⑤トレンドや最新技術を取り入れられる仕事
楽しい仕事の条件の5つ目はトレンドや最新技術を取り入れられる仕事であるということです。
トレンドや最新技術を取り入れられる仕事はそれを活かした新しい商品やサービスの開発がしやすい傾向にあります。
またそのように業界が動くスピードは速いため、裁量が大きく自然と主体性を持って仕事に取り組むことができます。
楽しい仕事を見つけるための3つのステップ
楽しい仕事の条件をご理解いただいたところで、次は楽しい仕事の見つけ方を3STEPにわけてご紹介します。
【STEP1】今の仕事で行っている業務を棚卸しする
最初に現在行っている業務を棚卸ししてみましょう。
職種ではなく業務単位で分解してみると、意外と楽しく行っている時があるのです。これを拾い出していくと、自分が今どのような業務を楽しいと感じているのかが明確にわかります。
例えば営業事務の仕事に現在就いているとして、事務作業が日々の中で何だか単調に感じてしまっているけれど、営業のサポートとしてお客様の問い合わせ対応を行ったり、来客対応をしたりするのは楽しいと感じているといったようなことです。
このような場合、事務作業をネガティブな要素と感じてしまっているので営業事務の仕事がつまらないと言葉にしてしまいがちですが、本当は営業事務の仕事の中で人とコミュニケーションを取る仕事は楽しいと感じて行っています。
丁寧に業務を要素別に分解して、自分の本当に楽しいと感じている仕事は何なのか探り出してみましょう。
【STEP2】社内で楽しいと感じる業務の要素が強い職種に転換できないか考える
自分が楽しいと感じる仕事の要素がわかったら、次に社内でその要素が強い職種に転換することはできないか考えてみましょう。
例えば先ほどの営業事務の人は事務作業より接客対応が楽しい仕事だと感じているので、営業職への転換が考えられないか可能性を探ってみるということです。
企業では新規プロジェクトの立ち上げ、出向など何かのきっかけで営業職に人手が足りなくなるかもしれません。
そのような時、積極的に手を上げれば楽しい仕事への道を一歩踏み出すことができるでしょう。
【STEP3】他の会社でもっと楽しい仕事に転職できないか考える
もし職種の転換がどうしても難しいようであれば、次に考えた方がよいのは転職です。
今の職場では楽しい仕事に就くことがどうしてもかなえられないのであれば、他の職場を選んでそこに自分のエネルギーを注ぐ方がより充実した仕事ができるのではないでしょうか。
我慢するのも大切という価値観もありますが、自分の人生の大部分を費やす仕事の時間をどのように使うかは自分で決めてよいのです。
楽しい仕事で自分の人生を充実させるためにも、他の会社のほうが楽しい仕事ができると感じた場合は、転職活動を行ってみるとよいかもしれません。
【代表的な楽しい仕事】人気の仕事5選をご紹介
YouTuber
YouTuberとは、GoogleLLCが提供する世界最大の動画配信サービス「YouTube」で動画を配信するのが仕事です。
視聴数が増えることで動画上に広告を掲載できるようになり、その広告収入、再生数による収入、人気インフルエンサーとなると企業からのタイアップ案件などのギャラやグッズ販売などで生計を立てていきます。
企画・撮影・編集などを全て自分で行うという負荷の大きな仕事ではありますが、視聴者の反応をダイレクトに受け取ることができて感謝されること、時間の自由を手に入れられることが仕事を楽しく続けられるポイントと言えるでしょう。
コンサルタント
コンサルタントは、企業経営に関する問題点をヒアリングし、課題解決へと導く職種です。
クライアントの所属する業界知識やMBA・公認会計士・税理士・IT関連資格などを持っていると仕事に役立つでしょう。
経営に関する重大な問題の解決法を相談されることが多く責任も重大ですが、成功した時の喜びややりがいもまた大きい仕事であると言えるでしょう。
ゲームクリエイター
2020年に発表された「ファミ通ゲーム白書2020」によると国内ゲーム市場は10年連続で成長し2019年の市場規模は前年比103.8%の1兆7330億円となりました。
ますます活気にあふれるこの業界を支えているのがゲームクリエイターです。CGクリエイター検定、画像処理検定、C言語プログラミング検定などの資格を持っていると仕事に役立ちます。
最新技術を駆使して自分が創った作品が多くの人を喜ばせることになるため、やりがいが大きいでしょう。
ライター
ライターはクライアントの依頼を受けて記事を作成し、雑誌やWebサイトなどに掲載されることで報酬を得る職種です。
コピーライター、Webライター、専門ライターなどさまざまな職種があり、自分の書いた記事がたくさんの人の目に触れ、問題解決につながったり楽しい時間を生み出したりできるのがやりがいにつながるでしょう。
マーケター
マーケターは新しい商品やサービスの企画に必要な市場調査・競合調査などを行う職種です。
マーケティング・ビジネス実務検定、ネットマーケティング検定、中小企業診断士、Webアナリストなどの資格を取得していると仕事に役立ちます。
業種を問わずさまざまな企業で働くことができたり、Webマーケティングの仕事は在宅でも行えたりするので比較的自由が利くのが楽しいところと言えるでしょう。
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