ゲームプランナーへと転職するには?企業の選び方から未経験者でも転職できる方法までご紹介

ゲームプランナーへ転職する際、求人を出している企業の種類とは?

ゲームプランナーの求人を出している企業はおおまかに3種類に分類されるため、それぞれご紹介します。

ゲームハードを作る企業

1つめはゲームハードを作る企業です。

ゲームハードとは、コンピュータゲームを動作させるためのハードウェア機器の総称で、コンシューマゲーム機、家庭用ゲーム機、携帯型ゲーム機、アーケードゲーム機などに分類されます。

ゲームハードを作る企業は、ゲームハードの制作から販売までを行っているため、ゲーム市場の中心に位置づけられる企業であるとも言えるのです。

ゲームハードを作る企業では、ゲームハードとゲームソフトの両方を総合的に開発する場合が多いため、ゲームプランナーはゲームソフト制作の流れの中で企画を行います。

老舗の有名な大企業が多いのが特徴的と言えるでしょう。

ゲームソフトを作る企業

2つめはゲームソフトを作る企業です。

各ゲームハード向けに、さまざまなヒット作品を生み出してきた実績のある企業から、このような企業から請け負った依頼を基にゲーム制作を進める企業まで、いろいろな個性を持つ企業が含まれています。

実績のあるゲームソフト企業は、過去に開発してきたヒット作品を、スマホゲームやソーシャルゲームにも移植して成功しているケースが目立ちます。

同じゲームソフトを作る企業といっても、企業ごとに大きく異なる企業文化を持つため企業研究をしっかりと行い、自分に合う社風の企業に入社するのがおすすめです。

スマホゲーム(ソーシャルゲーム)を作る企業

3つめはスマホゲーム(ソーシャルゲーム)を作る企業です。

業界全体で現在一番売上が上がっている市場がスマホゲームなので、ゲームプランナーとして転職する際は間口が広いと考えてよいでしょう。

外資系企業やベンチャー企業が多いのも特徴なので、給与や働き方、福利厚生などの面を転職前に確認しておくことも大切です。

 

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ゲームプランナーへと転職するのに有利になる資格について

ゲームプランナーへと転職するのに必須の資格というのはありませんが、他の転職者との差別化を図る上で有利になる資格を3つご紹介します。

Microsoft Office Specialist

1つめはMicrosoft Office Specialistです。

ゲームプランナーの主な仕事内容は企画の作成となるため、Microsoft OfficeのExcel、Word、PowerPointをスムーズに使いこなせるに越したことはありません。

Microsoft Office SpecialistはMicrosoft Officeの利用スキルを証明できる資格で、試験科目がソフト別に分かれ、さらに一般レベル、上級レベルの2つのレベルが存在します。

試験科目が独立しているため、いきなり上級レベルからの受験も可能です。

また、受験方法も全国一斉試験、毎日実施の随時試験の2つから選択可能なので、スケジュールがタイトになりがちな転職者でも受験しやすい資格試験だと言えるでしょう。

受験申し込みはMOS公式サイトから行うことができるので、ゲームプランナーへの転職を考えている方は一度概要に目を通してみてはいかがでしょうか。

情報処理技術者試験

2つめは情報処理技術者試験です。

情報処理技術者試験は、情報処理の促進に関する法律に基づき、経済産業省が情報処理技術者としての知識・技能が一定以上の水準であることを認定している国家試験で、情報処理推進機構のホームページより受験申し込みができます。

1969年に情報処理技術者試験が創設されて以来、延べ合格者数は270万人にも達しています。

インターネットについての知識は、ゲームプランナーの仕事において必須というわけではありませんが、開発現場でゲームプログラマーとのコミュニケーションが必要な際などにやりとりがスムーズにできるでしょう。

参考:情報処理推進機構のホームページ

TOEIC

3つめはTOEICのスコアです。

TOEICは「聞く」「読む」2つの英語力を測定する試験で、スコアに応じて自身の英語のレベルが把握できます。

近年海外で人気となったゲームが日本に上陸したり、日本で人気のゲームが海外でも発売されたりといったケースがよく見受けられます。

またこれからは、アプリゲームやソーシャルゲームの市場が大きくなっていき、日本発のゲームが世界中でプレイされることを踏まえても、英語のできる人材はゲーム業界で貴重な戦力とされるでしょう。

そのためTOEICに挑戦し、一定以上のスコアを獲得すれば英語を特技としてアピールできるので、他の転職者との差別化を図ることができます。

参考:TOEIC公式サイト

ゲームプランナーへの転職時に経験者が気を付けたいポイント

ゲームプランナーへの転職時に経験者が気をつけたいポイントを3つご紹介します。

「収益を上げた実績」をアピールすること

ゲームプランナーの経験者にゲーム業界の各企業が求めることは、確実に収益を上げるゲームを企画できることと、収益性の低いゲームを改善するための企画が作れることの2つです。

面接時に企画力をアピールするため、オリジナルの企画書を持ち込むゲームプランナー経験者は多数いますが、前述のことを踏まえるとそれだけでは不十分であることがわかるでしょう。

これらのことから、ゲームプランナー経験者が面接時に最もアピールした方が良いのは、担当したゲーム作品でどのくらいの収益が上がったかという点です。

数値でしっかりと示し、面接担当者を納得させることが重要と言えます。

しっかりしたポートフォリオを作成しておくこと

ゲームプランナーの経験者が実績をアピールするためには、仕事内容と実績を記載した職務経歴書、また自分が仕事やそれ以外で作成したポートフォリオを作成しておくことが必要です。

多くのゲームプランナー経験者は、会社でゲーム企画を行う傍ら、独自にゲームシナリオコンテストに応募して受賞経験を持っていたり、自分のオリジナル作品をWeb上で公開していたりします。

このような仕事以外での実績もポートフォリオとして漏れなくアピールすることで、転職が有利になることを覚えておきましょう。

 

ゲームプランナーへの転職時に未経験者がアピールしたいポイント

ではゲームプランナーへの転職時、未経験者はどのような点をアピールすればよいのでしょうか。

3つご紹介します。

数字に強いことをアピールする

ゲームプランナーの求人では意外にも「未経験歓迎」という言葉が多く見受けられます。

これは、ゲーム業界未経験者、もしくは経験が浅い人でもこれまでのキャリアを何らかの形でゲームプランナーという職種で役立てられることに他なりません。

例えば、ゲームプランナー未経験者で前職がエンジニア、大学の理系出身者、統計学専攻などの場合、高評価を受ける可能性は高まります。

なぜならこのような人たちは、データや数値を解析してPDCAを回し、課題解決や企業の業績改善に役立てることが得意だからです。

これらのことからゲームプランナー未経験者の場合、数字に基づいて企業や所属部署の成果を伸ばした経験をアピールしてみましょう。

論理的な思考力をアピールする

ゲームプランナーに未経験者が転職するには、論理的な思考力も大きな武器となります。

例えばゲームプランナーは、企画書を通すためにプレゼンテーションを行いますが、この時話を聴いている周囲のスタッフには、自分が企画したゲームの良さやおもしろさを論理的に伝える必要が出て来るのです。

そのため面接時もただ志望する企業のゲームが好きという感情を伝えるだけではなく、発信中や発売中のゲームについてひととおり遊び、ユーザーとしてだけではなく作り手としてやマーケットとしての目線で第三者的な評価もできるようになっておくと、他の転職者との差別化が図れるでしょう。

ゲームへの熱意を持つだけではなく、作り手としてどのようにかかわり、成果を上げるかをイメージしてみるとアピールしやすくなるのではないでしょうか。

コミュニケーション能力をアピールする

ゲーム業界では、チームでゲームを制作するため、転職者の人柄やコミュニケーション能力も面接で見抜こうとします。

ゲームプランナーはゲーム制作において開発段階の指揮を行うため、企業ではリーダーシップを持ち、マネジメント能力に長けた人材が欲しいのです。

そのため管理職経験はもちろん、小さなプロジェクトでもよいのでプロジェクトマネジメントの経験などがあれば積極的にアピールしましょう。

面接の際は、「この人と一緒に仕事がしたい」と思ってもらえるような受け答えを心掛けることが大切です。

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