舞台音響の仕事内容について解説|主な職種と押さえておくべきポイント

この記事の監修者

荻原
荻原キャリアアドバイザー

大学では、2Dアニメーションの他にMaya、3DMAX等3DCG技術、制作進行等を学修。
大学卒業後、大手映像制作会社にてプロデューサーとして企画、面接、キャスティング、予算管理からディレクションまで幅広い業務に携わる。

プロデューサーとしての経験を活かし、他とは違う一歩進んだ支援を実施いたします

臨場感溢れる映像や音は、観ている人に感動をもたらします。音の聴こえ方や、音楽と効果音が上映作品の出来を左右するといっても過言ではありません。

そこで本記事では、コンサートや演劇などの舞台に欠かせない舞台音響の職種と仕事内容、仕事に就くために押さえておくべきポイント、仕事に就く3つの方法について解説します。

舞台音響の仕事とは

舞台音響は、コンサートや演劇といった舞台芸術を陰から支える、音全般の専門職の1つです。舞台音響の仕事について解説します。

会場に響く音楽と効果音を作る

台本に合わせたBGM・効果音の選定と制作を行い、上演時に音響機器を操作して、音出しをします。BGMに使用される音楽は、上演内容に合わせて既製のものを使うこともあれば、作曲を依頼する場合もあります。

効果音には、擬音や人の心情、物の状態といった、実在しない音が含まれることが少なくありません。擬音の制作は、日常の音をそのまま使う場合や、オリジナルの音を制作する方法があります。

また、舞台音響には、上演台本とは別に音響台本があります。使用される音楽や効果音のフェードイン・アウトや、音量レベルなどの情報が書き込まれています。音響台本の制作は、音出しのタイミングを図るためにも重要な仕事のひとつです。

全ての客席に同じ音が届くように調整する

上演される音を、全ての客席に同じ音が届くように音量と音質を調整します。スピーカーやマイクなどの音響機材を設置する際には、綿密に計算された角度や向きが重要です。

観客を上演作品の世界に、どのようにして惹きつけるかは、舞台音響の実力が試されるところです。会場にどのような音響特性があるのか考慮して、最適な調整をする高い技術が、作品の出来を支えているといえます。

 

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舞台音響の仕事について、主な職種とは

さまざまな職種が役割分担をして、音楽と音響効果を扱っています。舞台を裏方で支える仕事なので、詳しく知らないということもあるでしょう。そこで、舞台音響の主な職種について解説します。

プランナー:舞台全般の音・音楽制作

効果音制作や上演内容に合わせた選曲、作曲の発注、ときには自らが作曲をするなど、舞台全般の音を幅広く担当します。演出家と流れを作りながら、音響台本の制作も行うので、舞台の全て職種に関わることになります。

プランナーには、音楽制作能力はもちろんのこと、ニーズを的確に把握する力が求められます。

PA・オペレーター:会場全体の音や音楽の管理と調整

音響機材を操作して、劇場全体の音や音楽の管理と調整を行います。具体的には、プランナーが制作した音や音楽を使って、音響台本に沿って、会場全体に臨場感のある音を届ける仕事です。

オペレーターは機材の操作だけではなく、PAと兼任することが多いので、マイキング、ミキシングといった、音響機材の操作と知識が必須になります。PA・オペレーターには、音を聴き分けられる耳のよさが必要で、舞台音響に関する職種全てに求められる能力といえます。

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エンジニア:会場の音や音楽の響きを設計

会場の音や音楽の響きを分析する、音響設計士というエンジニアがいます。コンサートホールやライブハウスなどで、新築される会場の使用目的に合った音響を、物理的に分析し設計するのが仕事です。既存の会場の音響特性や音響効果の分析、スピーカーなどの音響設備の設計も行います。つまり、音響設計士によって、より高いレベルの演出が可能になるといえるのです。

音響設計士には、音響工学や音響設計の知識が必須で、音に対するこだわりや探究心が重要な能力といえます。

舞台音響の仕事に就くために押さえておくべきポイント

舞台音響の仕事に転職するとき、何から始めたらいいのかわからなくて、なかなか前に進めないということもあるのではないでしょうか。ここでは、舞台音響の仕事に就くために、押さえておくべきポイントについて解説します。

単なる憧れではなく仕事への意志を明確にしよう

舞台音響の仕事への転職を考えたとき、まず押さえておくべきポイントは、仕事への憧れではなく意志を明確にすることです。なぜなら、憧れているだけでは、仕事の本質をみることができないからです。

憧れの舞台音響で、どのような仕事がしたいのか、どの職種になりたいのか掘り下げていきましょう。そのために何をすべきかがわかってきます。憧れがあなたを成長させるともいえるでしょう。

技術系はアシスタントから始めれば活躍の場が広がる

舞台音響に限らず技術系の仕事は、アシスタントから始めるのが一般的です。技術職は、実務未経験から即戦力になるのが難しいからです。まずは、アシスタントとして経験を積み重ねて、キャリアアップしていくことを前向きに検討してみましょう。

舞台音響の仕事に必要な知識を習得する

舞台音響の仕事は、専門性の高い知識が求められます。希望する職種に求められる知識を分析して、必要な知識を習得しましょう。

そこで、あなた自身にどのような知識や能力があるかを考えて、その中に舞台音響に共通するものを探すことから始めてみましょう。

舞台音響の仕事に就く3つの方法

舞台音響の仕事に就くためには、どのようにしたらよいのでしょうか。ここでは、仕事に就く3つの方法をご紹介します。これから目指したい人は、ぜひ参考にしてください。

大学や専門学校で舞台音響関連の基礎技術を学ぶ 

舞台音響に必要な基礎技術を学ぶには、大学または専門学校に通うことになります。専門学校では、音響関係の養成過程で基礎技術を学ぶことができます。大学では、音響工学や音響設計、デザイン工学になるでしょう。

音響の仕事に就きたいという願いを確実に実現するためにも、どの学校を選ぶかは重要なポイントです。学校を卒業したのに、就職できなければ舞台音響の仕事に就くことを実現できないからです。その学校の就職率や、あなたが目指す業界や会社に就職しているかを確認しましょう。

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劇場などでアルバイトをする

現場経験は、劇場など舞台音響を扱っている場所で、アルバイトをすることで、経験を積むことができます。コロナ禍において、規模の大きな劇場やコンサートホールでのアルバイトが難しい場合は、ライブ配信や動画配信の制作会社もおすすめです。舞台音響ではありませんが、結婚式場やホテルで音響オペレーターのアルバイトをするのも一つの方法でしょう。

舞台音響を請け負う会社でアシスタントになる

舞台音響の仕事をするためには、舞台音響を請け負う会社に勤めることが必要です。コンサートホール付けの舞台音響の仕事がありますが、採用自体が非常に少なく、業務委託がほとんどです。就職を有利にするためには、舞台音響を請け負う会社で、アシスタントとして経験を積み重ねていきましょう。

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