芸能マネージャーって楽しい!厳しい面も合わせて楽しさのポイントをご紹介!
目次
楽しいばかりではない! 芸能マネージャーの仕事が大変な理由
①不規則な勤務時間で働かなくてはいけない
芸能人に定休日も定時もありません。
そんな芸能人に付き添う芸能マネージャーは、急に早朝出勤や深夜残業になることは当たり前で、休日がないことも多い仕事です。
ロケで遠方に移動する場合は長距離運転が必要ですし、海外での仕事ならロングフライトに耐えることも必要になります。
他の職種ではなかなか味わえないような環境ではありますが、生活リズムは不規則でプライベートの予定が立てられないばかりか、心身ともに体調を崩す人がいるのも事実です。
②担当芸能人の仕事に責任を持たなくてはならない
芸能マネージャーは、担当する芸能人がひとりとは限りません。
しかし、それぞれの芸能人の適正を見極めてブレイクにつながる才能を発掘することがとても難しく、腕の見せ所といえます。
映画、声優、バラエティー、ひな壇、MC、トーク、または音楽をはじめとする芸術や政治、ニュースなど多様なジャンルの中から最適な選択をしながら先手を打っていかないと、手当たり次第にやっている間に「なにもできない芸能人」というイメージだけが先行してしまい、今後の仕事に影響してしまいかねません。
旬を逃さず売れる時期にしっかりと売り込んでいくためにも、担当芸能人の仕事に責任を持って業務に当たるようにしましょう。
③突然のスケジュール変更等でプライベートに影響が出ることも
決められた時間に出退勤して、休めるわけではありません。
突然仕事で呼び出されたり撮影時間が変更、延長になったりすることは日常茶飯事なため、プライベートの予定を立てにくいということを理解しておきましょう。
時間に制約がなく、業界人や担当芸能人とプライベートでも交友関係を築いていける人にとっては問題が少ないかもしれませんが、家族や恋人との時間を大切にしたい人にとっては苦痛になるかもしれません。
プライベートは確保できないということを理解し、覚悟を決めておくようにしましょう。
担当芸能人が売れれば売れるほど自分のプライベートは失われがちですが、それは逆を返せば嬉しい悲鳴と言えるのです。
④各種媒体への営業活動が必要になることもある
売れっ子になれば、待っていても仕事の依頼が尽きることはないでしょう。
しかしそれまでの間は、数多いる芸能人の中から自分の担当する芸能人が起用されるようにさまざまな媒体やメディアに対する営業活動が欠かせません。
関係者と交友関係を構築しながら人脈を拡大し、なにかあったときに声がかかるような根回しをしながら、宣材資料を作成してクライアントへ直接営業にいくなど、地道な営業活動はとても重要なのです。
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芸能マネージャーの仕事で楽しいポイント
①担当する芸能人が成功するまでの過程を見ることができる
まだデビューしたての芸能人の知名度を上げ、第一線の売れっ子に育て上げることも芸能マネージャーの大切な役割であり、やりがいです。
何も知らない芸能人に芸能界のノウハウを伝え、一緒にさまざまなプロモーションに挑み、悩みや愚痴を聞いたりアドバイスをしたりしながら着実に実績を蓄積し続けることで少しずつ世の中の認知度が上がり、人気が出てきた時の喜びはひとしおでしょう。
そうなれば、その芸能人の育ての親としての自負と誇りを実感できます。
華やかな芸能界で大活躍する芸能人を裏で支え続けたマネージャーは、そこに喜びを感じることができる人にとって天職と呼べる仕事です。
担当芸能人を家族よりも近くで支え、苦楽を共にする存在である芸能マネージャーは、下積みから成功者になるまでの過程を見守ってきた存在であるからこそ、信頼も厚くなり、相談される機会も増えてくるため、やりがいを感じることができます。
②芸能界という華やかな世界の仕事に携わることができる
誰もが知る芸能人が活躍する芸能界は華やかで煌びやかな世界で、多くの人が目指す理想郷のような場所です。
その表舞台には立たないけれど、裏方として芸能活動をサポートする役回りであることからテレビには映らないさまざまな舞台裏を見ることができます。
そのため、勤務時間が不定期であるにもかかわらず芸能マネージャーの求人に対する応募数が非常に多く、採用者が少ないという狭き門であることも特徴です。
③多くの人と出会い人脈を拡げることができる
担当芸能人だけでなく、毎日大勢のスタッフや関係者と出会うのも芸能マネージャーの特徴です。
同業者だけでなく異業種の人や憧れの芸能人などと、仕事という同じフィールドで会えることも珍しくありません。
そうした出会いを大切にして、人脈を広げていくための円滑なコミュニケーションと人付き合いが非常に重要です。
芸能マネージャーとして楽しく働くために必要なスキル
自動車運転免許が必要になることが多い
担当芸能人の安全を考えて車による送迎をするのも、芸能マネージャーの仕事です。
地方でのロケの場合は長距離ドライブになることも珍しくありません。
そのため、自動車免許を持っていることが面接時に有利に働く可能性があります。
スケジュール管理能力
さまざまなメディアに引っ張りだこで多忙を極める芸能人のスケジュールが抜け漏れなく遂行できるように、担当芸能人のスケジュール管理もマネージャーの重要な業務です。
スケジュールを正確に把握しておき、いつでも打ち合わせができる状態にしておくことはもちろん、遅刻やドタキャンなどが発生しないようにしっかりとしたスケジューリングをして、移動や休憩時間をしっかりと確保して芸能人に負担をかけないようにしましょう。
コミュニケーション能力
担当芸能人はもちろん、仕事で関わるさまざまな職種・立場の人たちと良好な信頼関係を構築するためにも、コミュニケーション能力は非常に重要なスキルと言えます。
芸能界だけでなく、さまざまな方面・分野で活躍している人達ともしっかりとコネクションを作り、関係をつないでおくことを常に意識するようにしましょう。
一般常識やマナーを大切にして、挨拶を欠かさないようにすることが重要です。
営業スキル
担当芸能人を、より多くのメディアに取り上げてもらえるようにクライアントに売り込むスキルも重要です。
各メディアで活躍するプロデューサーへの挨拶をかねて、担当芸能人のことをまとめたレジュメをお渡しするなどして、担当芸能人の今後の目標や活動内容を説明しながら番組や作品への起用に向けた交渉をしていきます。
担当芸能人の持つ魅力を多くの人が認知するか否かのキーパーソンとなるのが、芸能マネージャーなのです。
こうした営業力こそが、その後ブレイクするかどうかの大きな分かれ目になっています。
限られた休日に上手く心身をリフレッシュできる
芸能マネージャーは、定時も定休日もない芸能人と共に行動する仕事です。
予期せぬトラブルならまだしも、撮影時間やロケ地の変更などでスケジュールが変動する関係で変則的な勤務時間になることが日常茶飯事と言えます。
そのため、プライベートを確保できないことが苦痛にならないように、仕事で行った先々を旅行気分と捉えてリフレッシュしたり、たまの休日で気持ちを切り替えられる人なら、うまく仕事を続けることができるでしょう。
芸能マネージャーになるためには?
学歴は求められないが芸能関連の専門学校を出るのも良い
芸能事務所によっては大手の場合、大卒以上という学歴条件が設定されているところもありますので、まずは自分が目標としている事務所の募集要項を確認するようにしましょう。
もし学歴に指定がない場合は、芸能関連の専門学校を卒業するというのもひとつの方法です。
中には芸能事務所が自ら運営する、芸能マネージャー養成を専門とする専門学校もあり、マネジメントやビジネスに関する知識を得ることができます。
芸能事務所運営でなくとも、専門学校によっては芸能事務所と強いコネクションを持っている学校もあり、積極的に求人が出ていることもあるので就職も視野に学校を選ぶのもいいでしょう。
いずれにせよ、知識ばかりを得て実戦で使えないと意味がないので、強い熱意や意欲を大切にしながら、仕事上で必要と思われるスキルをしっかりと習得していけば、その経験が無駄になることはないのです。
芸能事務所や芸能プロダクションに就職をする
芸能人が在籍している芸能プロダクションやタレント事務所で働くスタッフのうちのひとつの職種が、芸能マネージャーです。
つまり、芸能マネージャーになりたいと思ったら、こうした企業の求人に応募して合格することが必要になります。
採用試験では、芸能界特有とも言える特殊な上下関係やその厳しさ、多忙によって生活が不規則になるというハードワークな一面を鑑みて、「本当にそういう業界で働く覚悟があるか」という質問をされることがあるようです。
入社してから「こんなはずじゃなかった」と思わないように、しっかりとその覚悟は持っておきましょう。
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