動画編集の仕事内容とは?未経験でもOK?将来性や転職方法を徹底解説

この記事の監修者

志土地
志土地キャリアアドバイザー

番組制作会社に新卒入社後、リサーチ会社に転職。
長年、テレビ番組などで扱う情報や映像などのリサーチャーとして勤務。
働く中で、エンタメ業界で人材が流動的なのを目の当たりにしたことをきっかけに、
エンタメ業界で働きたい方・業界内の転職を考えている方の転職サポートをしております。

動画編集の仕事内容とは

動画を使って伝えたいことを表現する仕事

動画編集とは、簡単に言えば動画を繋いでテロップや効果音を挿入する仕事です。

企画内容に合わせて意図を汲み、依頼者の思いを視聴者に伝えるために必要な演出を動画という形で表現していきます。

具体的には、動画編集ソフトを使って、撮影された映像や録音されたナレーション音声、音楽素材を絵コンテなどの構成に従って切り出して並べながら、内容に合わせてテロップや効果音などを合成するというものです。

依頼内容によっては企画段階から参加し、撮影や収録に立ち会うこともあります。

その後、適宜試写などで依頼者への確認作業を入れながら、修正を繰り返してひとつの作品を完成させて納品します。

近年は、スマートフォンやパソコンの高性能化と無料の動画編集ソフトが増えてきた関係で、趣味として動画編集を経験した人も多いかもしれません。

しかし、「仕事」として受注した場合は、依頼者の意図に沿った作品にするという使命があるため、誰に向けた動画なのか、どういう効果を求めているのかといったことまで考えて制作することを心がけましょう。

年収はスキルや専門性によってさまざま

動画編集者の平均年収については、保有しているスキルや専門性によってさまざまであり、一概には言えません。

映像製作会社などで勤務している人の平均年収は320万円となっており、20代前半の266万円から40代の484万円まで平均年収に開きがあることがわかります。

数値化するとその他の職種と比べて給与水準が低くなっていますが、専門性やスキル、センスが重視されることから、実力さえあれば年収が上がっていく傾向にある職種です。

動画編集者を統括する側になるなどのキャリアアップや、フリーとして独立することで年収が格段にアップする可能性も秘めています。

次の項目では、将来性やキャリアパスについてご説明していきましょう。

※引用:その他の映像・音響・イベント・芸能関連職の年収まとめ (給料/平均年収/企業名などを集計) | 転職会議

動画編集者の将来性やキャリアパスは自由度が高い

独立してフリーランスになる

動画編集の技術を習得した後、勤めていた制作会社を退職して独立してフリーランスになる人が多いのも特徴です。

YouTubeなどの、動画コンテンツが主流になっている昨今、YouTuberとして配信する人が多くなってきました。

そのため、動画を制作して欲しいというニーズが非常に高いことから、独立してすぐ1ヶ月で十数万円程度の収入を得る人も多いようです。

そこからさらに専門性を高めてその名が認知されることで年収が際限なくアップしていく可能性を秘めていることも、フリーランスとして独立した場合のメリットと言えます。

映像制作会社でディレクターになる

映像制作会社で動画編集者として培った知識や経験、豊富な実績を生かして、さらに上流の工程である映像制作ディレクターを目指すことも可能です。

実際に手を動かす動画編集者と依頼者の間に立って、監督する立場になることでワンランク上の年収が期待できます。

 

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動画編集の仕事にはどんな人が向いている?

ひとりでコツコツと長時間作業できる人

一般的な企業動画なら15分程度のものが多く、動画編集経験がない依頼者なら再生時間と同じくらいの時間で作れると考えられてしまっている場合もありますが、実際の作業時間としては1分1時間、つまり15分なら15時間くらいかかることも少なくありません。

ベースとなっている映像を効果的に見せるために入れるテロップも、表示するタイミングや表示時間をはじめ、場所や文字の大きさ、色に至るまでこだわり抜いて、コンマ1秒という単位で調整をかけながら一番効果的な表現を試行錯誤する必要があるからです。

つまり編集作業の間、長時間にわたってひとりパソコンに向き合い、座ったままで作業し続けるため、こうした座り仕事が苦にならない人。

また、コンマ1秒の世界で数ミリ単位の調整を続けることから、集中力が持続できる人や、ひとりで黙々と作業し続けることを楽しめる人にも向いている仕事と言えます。

企画力や発想力がある人

動画編集者は、編集に関するスキルだけに特化していればいいというわけではありません。

言われたことだけを形にするだけでなく、発想力や企画力やマネジメント力などのスキルが求められます。

これまでの動画や映像などのコンテンツは、テレビ局や制作会社が作るのが一般的でした。

しかし、YouTubeの普及によって動画コンテンツが身近なものになり、さらにYouTuberが認知されるにしたがって、フリーで動画を制作する人が増えてきたのです。

こうした人の中にも、独自の感性と発想力で、テレビ局顔負けの動画を制作して成功している人も少なくありません。

つまり、ひとつの作品をより多くの人の心に響くものにするための企画力や、効果的な演出が閃く発想力といった、感性やセンスの部分が重要になってくるのです。

自分の考えを述べられるコミュニケーション能力をもつるなどのコミュニケーションが取れる人

「ひとりでコツコツ作業ができる人が向いている」と先述しましたが、決して「誰とも話さなくていい」というわけではありません。

撮影するカメラマンや企画を統括するディレクターといった人たちと打ち合わせを繰り返して作品をよりよくするために必要な意見をしっかりと発言し、互いにすり合わせながら仕事を進めていく必要があります。

つまり、一定は自分の意見や作品に対する改善点などを伝えたり、人の意見を聞き入れたりするコミュニケーション力が必要ということです。

動画編集者のスキルを習得するには?

映像制作系専門学校やスクールに通う

動画編集のスキルや、業界についてしっかりと学ぶなら、映像系を扱っている専門学校や映像制作のスクールに通う方法があります。

動画制作需要の高まりから動画クリエイターコースも増えているため、見聞きしたことがあるのではないでしょうか。

ただし、動画編集にはセンスが大きく影響します。

専門学校やスクールに通ったからといって、必ずしも動画編集者として成功するとは限りません。

基本的な動画編集のノウハウや知識、ソフトの操作方法といった技術を一通り習得できる場所であり、その技術を生かしながらさらに研究してセンスを磨いていく必要があることを忘れないようにしましょう。

また、受講料が高額で受講期間が長いのも特徴です。

料金や期間は異なりますが、安くても数十万円の費用が必要で、数ヶ月で終了するものから数年単位で通うところもあります。

社会人向けに、仕事をしながら通学できる専門学校やスクールもあるため、状況に合わせて選ぶと良いでしょう。

求人を紹介してもらえることもあるため、何もわからず体系立てて学習したい、ある程度就職も視野に入れておきたいといった人にはオススメの方法です。

求職者向け無料講座に参加する

ハローワークをはじめとする求職者支援系の施設や媒体では、求職者向けにスキルアップしたり基本的な技術を教えたりする講座を無料、もしくはリーズナブルな価格で開いていることがあります。

一般的な動画編集用ソフトの基本的な使い方を習得できるだけでなく、講座を受けた後に、希望する求人を紹介してもらえる可能性も高いため、基礎だけ学んだのちに独学で技術を高めていきたい人にはオススメです。

ただし、募集が不定期なため、希望する動画編集系講座が受講したいときに必ずしも開催されているとは限りません。

自分に必要だと思うスキルが習得できる講座を選択するようにしましょう。

料金は無料で受講できるところが多く、かかってもリーズナブルな価格設定となっています。

期間も1日から1ヶ月くらいで集中して転職に役立つ技術やノウハウが学習できるため、短期集中で行動を起こしたい人にオススメの方法です。

本やインターネットの情報をもとに独学で習得する

動画編集需要の高まりから、関連書籍やインターネット上の解説サイトをはじめとする情報が豊富です。

動画というコンテンツを扱うため、YouTube上にもさまざまな解説チャンネルが立ち上がっており、基本的な情報からプロでも使用するようなテクニックまで知ることができるようになっています。

まずは手を動かして自分のペースで調べながら習得していきたい人には、オススメです。

経験者が別の動画制作会社に転職する場合のポイント

ポートフォリオ(制作実績)をまとめる

「動画編集ができます!」と言っても、その内容は実にさまざまです。

そのため、「どんな作品が作れるのか」を明確にする意味でもポートフォリオ(制作実績)をまとめておくことをオススメします。

動画編集者としてある程度の期間働いていれば、提示できる制作実績が揃ってきていることでしょう。

そうした自分の作品紹介をひとまとめにしておくことで、転職活動時に提示しやすくなります。

機密保持的な問題がなければWEBページを作って一般公開することで、誰かが見つけて仕事を依頼してくれる可能性もありますし、もし公開できないなら手元でまとめておいて、必要に応じて提出するようにしましょう。

作りたい動画のジャンルを明確にする

「動画」と言っても、YouTubeひとつとっても解説系やバラエティー系、ストーリー系、歌モノ系など多岐に渡り、例えばミュージシャンのミュージックビデオも、自主制作映画も全てカテゴリは「動画」です。

これらはそれぞれ特徴があるため、求められるスキルも異なります。

自分がどういった動画を作っていきたいのかを明確にすることで、将来進むべき道も明確になるため、「ミュージックビデオを作ってミュージシャンを応援したい!」や「気鋭のYouTuberとタッグを組んで、楽しいバラエティー動画を作りたい!」といった目的を決めるといいでしょう。

使用可能ソフトを明確にする

基本的に無料で使用できるDaVinci Resolveなどもありますが、多くの動画編集者が使用しているソフトが、Adobe社のPremiere ProとAfter Effectsです。

Apple社のFinal Cut Proを使う場合もあるでしょう。

ここで列挙しただけでも4種類の動画編集ソフトが出てきます。

つまり動画編集に使用できるソフトは実にさまざまであるということです。

自分はどのソフトを使いこなせるのかを明確にすることで、転職時の面接などもスムーズにいくことでしょう。

その他にも、補助的なソフトとしてAdobe社のIllustratorやPhotoshop、Microsoft社のOfficeなども使えるようなら列挙しておくといいかもしれません。

 

フリーの動画編集者として挑戦したい!仕事獲得の方法とは?

クラウドソーシングを活用する

インターネット上の仕事仲介サイトとして大手のクラウドワークスやランサーズなどの、クラウドソーシングサービスを活用する方法があります。

仕事を募集する人、応募する人をマッチングして、メールや報酬のやりとりまでを全てそのサイト内で完結することができるサービスです。

応募は全てメッセージでやり取りし、手数料こそ発生するもののしっかりと管理もしてくれるため、初心者でも比較的容易に安心して仕事を獲得することができます。

報酬はピンからキリまであるので、根気強く案件を調べて条件に見合った案件に応募することを繰り返してみましょう。

SNSで動画編集者を募集している人へ直接打診する

TwitterやInstagramなどで、「#動画編集者募集」といったハッシュタグを見かけたことはありませんか?
クリエイターはSNSを活用している人も多いため、その中で仕事を募集していることがあります。

こういう人に直接メッセージを送り、詳細を聞いた上で応募してみる方法もあります。

相手の素性が知れないところもあるため、応募は慎重に進めるようにしましょう。

動画編集者を募集しているプロジェクトに応募する

特定のプロジェクトを動かすために、動画編集者を募集している場合があります。

例えば、「自主制作映画を作る」「YouTubeチャンネルを立ち上げる」といった場合がこれに当てはまります。

募集はSNSでやっている場合もありますし、本格的であればさまざまな求人系サイトで募集している場合もあります。

この場合、企画から参加して一緒にプロジェクトを動かしていくことが多いため、多種多様なクリエイターと絡むことができて、新たな成長につながる可能性も秘めているのです。

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