【第二新卒転職の極意】難しい転職を成功するためのポイントを解説

勤続期間が短い状態でスタートする第二新卒転職においては、若さゆえのメリットと短期離職ゆえのデメリットが存在します。そこで今回は第二新卒転職におけるコツや押さえるべきポイントについて解説していきます。

この記事の監修者

荻原
荻原キャリアアドバイザー

大学では、2Dアニメーションの他にMaya、3DMAX等3DCG技術、制作進行等を学修。
大学卒業後、大手映像制作会社にてプロデューサーとして企画、面接、キャスティング、予算管理からディレクションまで幅広い業務に携わる。

プロデューサーとしての経験を活かし、他とは違う一歩進んだ支援を実施いたします

第二新卒とは?

転職サイトや会社の採用ページに、よく「第二新卒の方向け」や「第二新卒歓迎」といった言葉を見かけますよね。新卒採用の際に第二新卒枠も同時に設けている企業も増えてきましたが、第二新卒とはそもそもどういった人を指す言葉でしょうか?

第二新卒とは新卒入社から3年以内に転職を考えている求職者あるいは転職者のこと

第二新卒とは明確な定義がある言葉ではありませんが、一般的には【学校を卒業して入社した会社の勤続年数が3年未満で転職活動を行っている人】のことをそう呼びます。大学卒の人であれば年齢は25歳前後となりますので、第二新卒を募集している会社の中には「25歳前後の若手歓迎!」といったニュアンスで使っているところも多いです。

よく似た言葉で「既卒」という表現もありますが、こちらは学校を卒業してから社会人経験がなく、パートやアルバイト経験のみの人を指すことが殆どです。ただどちらにしても言葉の定義が曖昧なため、求人票の募集要項でこれらの言葉を使う企業側もイメージ先行なことが多いので、定義にこだわり過ぎないようにしましょう。

新卒で入社した人の30%以上が第二新卒での転職をしている

実際に新卒で入社してから第二新卒といわれるタイミングで、どれだけの人が転職をしているのでしょうか?

厚生労働省が【新規学卒就職者の離職状況】について取りまとめた情報を発表していますが、2019年10月の発表されたデータによると高卒の人は39.2%、大卒の人で32.0%の人が入社後3年以内に退職しています。つまり新卒入社した人の30%以上が第二新卒で転職をしているのです。

転職活動をしても最終的に転職しない人もいることを考えると、入社して3年以内に転職活動をしている人の割合は30%に留まらず、大半の人が転職活動をしていると考えられます。

 

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第二新卒での転職は難しい?覚悟すべき3つのこと

上記の通り多くの人が第二新卒での転職を行っていますが、やはり3年未満という短期間で転職をすることが懸念になる点もあります。そのため下記の3点については事前に覚悟をして、出来るだけ対策をしていきましょう。

一般的には「新卒の会社を早く辞めている」ということを念頭に置かれる

長い社会人例の中でも新卒では、半年以上の長い就活準備を行い、かつ選択肢が一番広い状態で会社選びを行います。そのため新卒の会社を短期間で辞めるということは、就職そのものに対する考えの甘さと取られたり、企業研究や自己分析の浅さと考えられる可能性が高く、そのネガティブな情報を念頭に書類選考や面接を行われるのです。

そのため転職を考えたきっかけや理由、転職で何を叶えたいと思っているかなど、転職動機について明確にしましょう。ここについて曖昧さを残してしまうと、面接官も早期での転職理由について納得感が持てず懸念となる可能性が高くなります。

逆に転職動機を明確にして面接官が納得のいくような話が出来るなら、キャリアが長い人と比べてビジネススキルよりも人柄や伸びしろ、つまりポテンシャルで採用を考えてくれますので、そういった意味では有利な転職となりえます。

実績やスキルによっては年収が一時的に下がることは覚悟すべき

転職においては必ずしも年収がアップするわけではなく、異業界・異職種へ転職する場合は殆ど年収が下がります。ただ第二新卒での転職においてはその限りではなく、身に付いたスキルや残した実績によっては初年度の年収が下がる可能性が非常に高いです。

年収とはその人のスキルや実績に基づいて支払われるものなので、短期間で新卒社員と大きな差がない状態で転職することになれば、一時的にでも年収が下がってしまうのは仕方がないといえます。しかし第二新卒で転職することで早期に新しい会社でキャリア形成がスタートできるので、年収面については入社後に十分カバーすることが出来るでしょう。

業界によっては募集枠がないため、希望の業界に転職できるかは運も影響

業界や会社によっては新卒しか採用していなかったり、即戦力となる中堅以上の人材しか採用していないところもあります。特に大手老舗の日系メーカー・商社などは殆ど新卒採用か、事業部長クラスの人材の引き抜きやヘッドハントしか行っていない会社が珍しくありません。

また事務や受付に関しては、AIやロボティクス産業の発展で年々求人が減っている傾向です。上記のような業界・職種では求人が出ているタイミングかどうかといった運の要素も影響します。

ただ成長業界で事業展開をしている会社や、ベンチャー企業などの少数精鋭で運営している企業に関しては第二新卒についても積極的に採用しています。景気の良し悪しにもよりますが、主にIT業界や広告・人材業界、そしてエンタメ業界については第二新卒でもポテンシャルや意欲次第で採用していることが多く、特にエンタメ業界は募集ポジションの幅が非常に広いです。

【第二新卒転職のポイント】転職動機や志望動機を明確にすること

先ほども少し触れましたが、第二新卒で転職活動をするには転職動機や志望動機が非常に重要になります。この2つを明確にすることで、面接官の懸念を払しょくしてポジティブな転職イメージを与えることが出来ますので、しっかりと準備しましょう。

①自分に合った環境にいち早く転職してキャリア形成することはポジティブ

新しい環境に馴染んでいくのには、経験が浅く若いことが有利に働きます。なぜなら在籍期間が長くなればなるほど、また年齢が上がるほどその会社のやり方が身についてしまって他のやり方に適応しにくくなったり、思考の柔軟さが失われてしまったりするからです。

企業側としても社会人歴や年齢が若いほうが一から育てやすいので、異業界異職種の人材を採用するなら若手が良いと考えている企業は少なくありません。社会人経験が少ないということは、先入観を持たずに先輩や上司の指導を受けてくれる素直さ・柔軟さというメリットがあるからです。

そのため面接で転職理由を伝える際には、早いうちから転職することでキャリア形成をしたいという意欲を伝えることで、面接官に「逃げ」の転職ではなく「ポジティブな転職」というイメージを持たせることが出来ます。

②「どこまで志望企業を理解、覚悟しているか」を伝えることが重要

第二新卒の転職は、何よりも意欲の高さが重要です。そして面接官がどうやって意欲を判断するのかというと、「自社のことをどれだけ理解しているか、想定される大変なこと、辛いことも頑張る覚悟があるのか」という点になります。

まずは企業の事業内容や仕事内容についてしっかりと理解をしましょう。この時に新卒の企業研究のやり方は1回忘れてもらって、大枠での会社理解でなく具体的な仕事内容の理解をすることを心がけてください。「いつ」「誰と」「何を」「どうやって」仕事をするのか、これらがイメージが出来るまで求人票を読み込み、会社の公式ホームページから情報を引っ張ってきます。

上記の4点が分かれば、今までの自分の経験と近しい点、活かせる点が見えてきます。志望動機だけでなく、自己PRも会社の理解度を問われる重要な質問ですので、応募先の仕事内容と自分の経験との「接点」を見つけて志望動機に落とし込んでください。

転職エージェントを活用して成功率UP!第二新卒が転職エージェントを使うメリット

第二新卒での転職活動では、転職エージェントを利用することをおすすめします。社会人経験が浅い場合、自己PRを作るのに苦労しますし、転職理由の伝え方も難しくなるので、プロの力を借りて最短距離で転職活動を行いましょう。

初めての転職で流れが分からなくても、一から教えてくれる

転職エージェントのアドバイザーは、転職活動の流れやコツについてしっかりと教えてくれます。エージェントサービスに登録すると必ずアドバイザーとの面談が案内されますので、面談で転職活動についての流れや不明点などを積極的に聞いてみましょう。アドバイザーは転職活動の具体的な流れから、他の第二新卒がどのように転職活動をしているのかまで、幅広い情報を持っています。
履歴書や職務経歴書から面接まで、選考対策を実施してくれる
応募に必要な履歴書や職務経歴書の添削はもちろん、面接対策についても対応してくれます。面談前に書類を事前に提出しておくと、面談時に細かなアドバイスをくれるので、未完成でも一旦提出しておくのが良いですね。

また面接対策については、電話とメールどちらでも対応可能なことが多いです。相談しながら進めたい人なら電話で、1回考えた内容を添削してほしいならメールで対策をお願いしてみましょう。

企業とのパイプが強いエージェントであれば、非公開求人を紹介してくれることも

エージェントサービスでは、非公開求人といわれる一般には公開されていない求人を持っていることがあります。転職サイトやハローワークなどで公開すると、事業展開や新規サービスなどの重要な企業情報がライバル企業に漏れてしまう可能性があるので、限られた人にしか公開されないエージェントサービスで求人を出すことも珍しくありません。

特に企業とのパイプが強いエージェントなら、他のエージェントでは持っていない非公開求人を依頼されていることも多いので、エージェントサービスを利用することで非公開求人の紹介が期待できます。

やりたいことを仕事にして、キャリアアップできる環境に進もう

せっかく転職するならやりたいことを仕事にしたいと考える人は多いです。そして第二新卒だからこそ、異業界異職種で一からスタートしてもその後のキャリアアップが見込めますので、やりたいことがある人は良い機会と捉えてぜひ挑戦してみてください。

転職理由で最も多いのは「他にやりたい仕事がある」

転職というとネガティブな理由を考えがちですが、「他にやりたい仕事がある」と考えてポジティブな転職する人が一番多いです。社会人となって初めてやりたいことが明確になる人や、新卒のときにチャレンジしたけど諦められず再度挑戦したいという人もいます。

特に音楽やマスコミ、芸能関連に関わるエンタメ業界の仕事は新卒だと倍率が高い企業も多いので、中途採用でチャレンジしたいと考える人は少なくありません。

人気のエンタメ業界でやりたい仕事をしながらキャリアアップを

エンタメ業界は新卒でも倍率が高いと先述しましたが、やはり憧れを抱く人が多い人気の業界です。忙しさとは切り離せませんが、その分世間を賑わす大きなイベントやプロジェクトに関われることが魅力でもあります。第二新卒といわれるタイミングで転職すれば、30代以降に向けたキャリアアップは十分見込めるので、社会人年数が短い今のうちにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

エンタメ業界への転職なら、エンタメ業界特化の転職エージェント「エンタメ人」へ!

エンタメ業界で転職するなら、その業界の企業と強いパイプを持ったエージェントサービスを利用するのがおすすめです。特にエンタメ業界に特化した専門のエージェントである「エンタメ人」は、長年エンタメ業界でキャスティングサービスを行ってきたため、企業との強いパイプに加えて業界知見も豊富ですので、エンタメ業界での転職をお考えなら、お気軽にご相談ください。