【転職における志望動機の作り方】話し方や深堀り質問への対策も伝授!
この記事の監修者
大学では、2Dアニメーションの他にMaya、3DMAX等3DCG技術、制作進行等を学修。
大学卒業後、大手映像制作会社にてプロデューサーとして企画、面接、キャスティング、予算管理からディレクションまで幅広い業務に携わる。
プロデューサーとしての経験を活かし、他とは違う一歩進んだ支援を実施いたします
目次
転職における志望動機の作り方・考え方
企業は応募者の志望動機を通して、会社への関心の強さや入社意欲の高さを見極めます。
そのため、転職活動を成功に導くためには、企業の採用担当者から「この人と一緒に働きたい」と感じてもらえるような志望動機をきちんと準備しておくことが必要になります。
ここでは、魅力的な志望動機を作る際のポイントを解説します。
志望する企業の魅力と自身の転職理由を繋げる
転職をするときの志望動機では、「転職をしてまで入社をしたい理由」を語れるかどうかがポイントとなります。
志望動機では、選考を受ける企業のサービスや業績など、魅力的に感じるポイントだけを語ってしまいがちですが、それだけでは志望動機としては不十分です。自身が現職から転職をしようと考えた理由と、企業の魅力を結びつけることで説得力のある志望理由を作ることができます。
また、他の応募者と差別化できる志望動機に仕上げることで、採用担当者から強い関心を抱いてもらえる可能性が高くなります。自分らしさが伝わる志望動機にするためにも、どのようなことを考えて転職を決意し、その企業の採用選考を受けるに至ったのかを明確に語れるようにしましょう。
自分のスキルや経験で活かせることを伝える
企業から採用後の配属ポジションや、「〇〇のプロジェクトで活躍してもらえそうだ」と具体的なイメージを持ってもらうためには、その企業だから活かせるスキルや経験を伝えることが大切です。採用条件や求人の内容をしっかりと読み解き、企業がどのような人材を求めているかを理解することによって、より企業側の考えに近い志望動機を作ることができます。
未経験の業界へ転職をする際には、活かせるスキルがないと考えてしまいがちですが、業務上で発生した課題に対してどのように向き合い対処をしてきたかという、仕事の取り組み方という観点では、業界に関わらず通ずる点が必ずあります。
自身のこれまでの仕事内容を振り返り、次に活かせることがないか、見直す機会を設けると良いでしょう。
将来のキャリアプランを明確に伝える
もし、前職での就業環境や待遇に対して不満を抱えて転職をする場合であっても、そのことは志望動機に含めるべきではありません。なぜならネガティブな理由での転職者よりも、将来を見据えたポジティブな理由での転職のほうが、企業にとっても受け入れやすい人材であることが多いからです。
将来なりたい自分のイメージを明確にしてゴールとして設定することで、それを達成するためにどのような形で活躍し、会社に貢献できるかが伝えやすくなります。また、きちんと目標を持って働くことのできる意欲の高い人材は、採用すれば企業にとってもプラスになると考えてもらえるでしょう。
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【転職・志望動機】意外と知られていない? 結論から話すと評価される理由
志望動機は、結論から話すことでより伝わりやすくなります。相手に物事を伝える際に結論ファーストで伝えることは、志望動機だけでなくあらゆる場面で大切になるコミュニケーションの基本です。
ここでは、志望動機を結論から伝えることで企業から評価されやすくなる理由について解説します。
質問に対して、結論から回答することはビジネスコミュニケーションの基本
転職の面接時では、円滑にコミュニケーションが取れるということそのものが採用を決める際の最前提となる要素にもなるため、結論から話し出す癖をつけておくことをおすすめします。
まず簡潔に結論から伝え、そのあとで結論に紐づく理由について話すことで、聞いている相手が理解しやすくなるだけでなく、自分自身も考えを整理しながら話ができるため、円滑なコミュニケーションが取れるようになります。
結論を先に伝えることで、話す必要のないところを見極められる
質問されたことに対して結論ファーストで回答すれば、相手の反応を見ながら「結論だけ話せばいいのか、理由も必要なのか、具体的な例・エピソードまで必要なのか」を見極めることができます。
転職の面接では、初対面の人と話すことがほとんどのため、相手がどういったコミュニケーションを取る人なのか、掴めないことも多いです。そして、誤解を恐れた結果、話がつい長くなってしまい、失敗したという人も少なくありません。
求められていないことまで話してしまうリスクを減らし、採用担当者が求めている回答に簡潔に伝えることで、評価されやすくなります。
これらの理由から、結論ファーストでの回答を意識したほうが良いでしょう。
転職の志望動機から一歩踏み込んだ質問に応えることで評価アップ!
当然ながら転職の採用選考の場で聞かれることは、志望動機だけではありません。
自己PRや職務経歴はもちろん、将来のキャリアプランや希望年収に関わる質問など様々な質問がありますが、その中でも特に、「競合他社ではなくなぜ当社を志望したのか」は、必ず求められる質問です。
ここからは、志望動機からさらに踏み込んだ質問への対策について解説します。
「なぜ他ではダメなのか」を説明できるようにしよう
競合他社ではなくその企業を選んだ理由を考える際には、「競合他社ではダメだと思った理由」から考え始めると、答えにたどり着きやすくなります。
選考の対策をする際には、サービス内容や売上規模、売上構成比など、なるべく特徴の近い企業と比較をすることで、他社との違いを明確に発見することができます。
また、自身が将来思い描くキャリア像とその企業でしか叶えられない目標を結びつけて語ることができれば、企業への熱意が伝わりやすく、採用担当者の目に魅力的な応募者として映るでしょう。
志望企業独自の取り組みやカルチャーを軸にすると「他ではダメ」な理由に
業界研究や競合他社との比較をしても、その企業を選んだ理由が明確にならない場合には、その企業独自の取り組みや、カルチャーについて目を向けましょう。
昨今、企業には社会活動が求められており、企業がそれぞれの形で地域貢献などを行っています。また、企業についてホームページや過去のニュースなどを調べていくことによって、社風や、企業理念などその企業が持つ文化を知ることができます。
その企業らしさに自身の性格などを照らし合わせながら具体的に語ることで、企業への熱意が伝わりやすくなるでしょう。
「現在の考え方になった背景・原体験」も聞かれることが多い
志望動機をはじめとする、面接で話をする内容について「そのように考えた背景や原体験」を聞かれることも少なくありません。原体験とは、生き方や考え方に大きな影響を与えた幼少期の経験のことです。採用担当の間では、原体験という言葉も一般的になってきました。
現職など、様々な経験についてポジティブに伝えることで、エピソードの中にある意志も伝えられることができます。これまで自身の経験や、それに伴う心の動きについて振り返っておくことをオススメします。
【志望動機・面接対策なら】業界に詳しい転職エージェントに相談しよう
志望動機の作り方がわからない場合や選考対策を進める際には、転職エージェントを活用することがオススメです。
企業へ提出する書類の添削や面接での受け答えに対するフィードバックをしてもらえるだけでなく、自分に合った内定を狙いやすい企業を紹介してもらうこともできます。
業界ごとに志望動機を作るポイントには違いがある
志望業界が決まっている場合は、志望業界専門の転職エージェントを活用しましょう。
志望動機に必要な要素や作り方のポイントは業界によって異なります。より選考に通過しやすくするためには、業界に合った準備が必要になります。
そのため、業界専門の転職エージェントから助言をもらうことで、転職活動を円滑に進められるようになります。
企業とのコネクションが強いエージェントであるほど、採用企業視線に立ったアドバイスがもらえる
特定の業界専門の転職エージェントは、企業の採用担当者と繋がりを持っている事が多いです。この企業とのパイプが太い転職エージェントだと、そのときに企業が求めている人物像を教えてもらうことも可能です。
やみくもに選考対策を進めるのではなく、企業ごとに必要な選考対策をきちんと行うことで選考にも通過しやすくなります。仮に選考に落ちてしまったとしても、企業目線で足りない部分をエージェントを通してフィードバックしてもらえるため、次の選考に活かすことができます。
エンタメ業界への転職を視野に入れている場合は、業界専門のエンタメ人に相談
転職先の業界を選ぶ際に、エンターテインメント業界を視野に入れる際には、業界専門の転職エージェントである「エンタメ人」をご活用ください。
Youtuberやインフルエンサーの活躍によって注目されているエンタメ業界には、制作やマネジメント業務の他にも幅広い職種があります。
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