【芸能界への志望動機】作り方のポイントからOK・NG志望動機まで徹底解説

【芸能界への転職事情】未経験から転職することはできるのか？

憧れる人が多い芸能界ですが、実際に芸能界で仕事に就くことは出来るのでしょうか？まずは未経験からの芸能界への転職事情について詳しくお伝えします。志望動機を考える際にぜひ参考にしてみてください。

芸能界関連の仕事と職種

芸能界には様々な会社や仕事があります。一番初めに思い浮かぶのはモデルや俳優・女優といった、よくテレビに出ている職業の方々ではないでしょうか？

ただ、それだけではなく、そういったタレントの仕事を獲得したり、スケジュールを管理したりするマネージャーという仕事で芸能界に関わることもできます。

またメイクや衣装を整えるスタイリストやメイク担当さん、カメラマン、ドラマやテレビ番組を制作する制作スタッフの仕事など、芸能界に関わる仕事は非常に幅広いです。

未経験から芸能界への転職事情

そんな芸能界の仕事に未経験から転職は出来るのでしょうか？結論から伝えると、職種や条件にこだわりすぎなければ、転職できる見込みは十分にあります。

誰でも知っているような芸能プロダクションやテレビ局などを目指すとかなり厳しくなりますが、それ以外の企業なら若手の人材を積極的に採用しているところは少なくありません。

特にタレントのマネージャーや製作スタッフ、ディレクターなどは中途採用での募集が比較的多いので、求人を見つけやすいです。

 

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芸能界の現状は？まずは業界事情を整理

転職活動において、業界の動向を把握することは非常に重要です。まずは、芸能界の業界事情について整理していきましょう。こちらも志望動機を考える際に参考になるはずです。

過渡期に入っている芸能界・芸能関連業界

芸能界にタレントとして入るためには、以前はオーディションに合格しないといけなかったり、芸能プロダクションのスタッフからスカウトを受けたりするのが一般的でした。

しかしながら、現在はYouTubeやニコニコ動画・Instagramといった個人の情報発信が可能なサービスが大きく発達してきました。

その結果、芸能プロダクションなどを通さずに人気や知名度が上がってアフィリエイト収入を得られるようになったり、逆にメーカーや企業側からインスタグラマーに直接商品PRの依頼が入ったりするような時代です。

一方で、商品の広告や販促活動に必ずしも有名タレントを使う必要がなくなってきたともいえます。なぜならInstagramや動画配信サイトで身近に感じている人からおすすめされた方が、よりリアルに感じやすいからです。

このように、商品PRをする際の影響力には大きな変化が生まれつつあり、広告ビジネスも密接に絡んでいる芸能界や芸能関連の業界は過渡期にあるといえます。

芸能界の新たなサービス・業界の在り方

例えば、株式会社ツインプラネットでは、ビジネスパートナーシップというサービスを行っています。

これは今までタレントは芸能事務所に所属していましたが、新たに個人での情報発信やPRが行えるようになってきた状況から、「個人」がマスメディアに出演できるような交渉や、誹謗中傷から個人の権利を守りリブランディングするなど、アウトソースで個人の芸能活動を支援するサービスです。

またこれまで公のメディアに番組を配信するのはテレビ局ばかりでしたが、AmazonPrimeなどのサービスを中心に、動画配信サイトでオリジナル番組を配信するようになりました。

こうして芸能界には大きな変化が生まれており、今後のタレントやメディアのあり方が変わっていくことが大きく予想されます。

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芸能界の代表的なキャリアパス

芸能界で仕事に就くとしたら、どのようなキャリアステップになるのでしょうか？芸能界の主なキャリアパスをご紹介していきます。

①芸能マネージャーから事務所全体の管理を担うチーフマネージャーへ

芸能人のマネージャーとは、芸能人の魅力を理解し、売り出す方向性を決め、メディアなどに営業を掛けて仕事を獲得することが主な業務内容です。

芸能人のスケジュール管理なども行いますし、ロケやイベントがあれば同行して現場のサポートを行うので、芸能人にとって非常に重要な立場で、二人三脚で芸能活動を行っていきます。

その中で、大きな芸能事務所では、芸能マネージャーからチーフマネージャーとして戦略を中心に行う役職にキャリアアップすることが多いです。また中小規模の事務所から大手事務所へステップアップする人もいますが、最終的にはチーフマネージャーを目指す人が多いです。

芸能マネージャーの給与は、基本的には初年度で280万～350万程度となっており、契約社員から正社員になったり、チーフマネージャーとして実績を積んでいくことで年収も上がっていきます。

②ADからディレクター、プロデューサーへのキャリアアップ

番組制作の現場で活躍するのがAD(アシスタントディレクター)です。番組制作には企画から技術スタッフ・出演者など非常に多くの人がひとつのプロジェクトに関わるので、スケジュール調整や現場のスタッフのサポートを行う必要があり、ADは番組制作において非常に重要な役割です。

そこから現場を取り仕切るディレクター、番組制作の総責任者であるプロデューサーへとキャリアアップを目指していくのが一般的になります。

ADの平均年収は250～300万ほどとなりますが、ディレクターになると500万以上、テレビ局のプロデューサーでは1,000万円を越えることも珍しくありません。

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未経験から芸能界に転職する際の志望動機のポイント

それでは芸能界への志望動機について、ポイントをお伝えしていきます。

①芸能界に興味や魅力を感じた理由を伝える

まずは自分が芸能界に興味を持ったきっかけや、どんなところに魅力を感じているのかを伝えましょう。芸能界は、憧れる人が多いだけあって単純に「楽しそう」「関わりたい」といったシンプルな内容では意欲は伝わりません。

また非常に忙しく大変な仕事が多いので、「大変な環境でも頑張る覚悟」を伝える必要があります。ただ、ミーハー心で興味を持ったのではなく、意思があって志望しているということが伝えられる理由付けをしましょう。

②仕事に活かせる自分の経験と絡めて伝える

これまでの仕事や大学の経験を通して、応募したポジションでどうやって活かせるのかも合わせて伝えましょう。これは自己PRで別途伝えるので、概要程度で大丈夫ですが、動機と経験が繋がっていることで、話に一貫性を持たせることができます。

③その会社でどんなことがしたいのか伝える

必ずしも応募したポジションで仕事ができるかはわかりませんが、最低限どんな仕事をしたいのか、よく調べた上で志望していることを伝えましょう。

そこで入社後にその会社でどんなふうに仕事をしたいのか、どうやって貢献出来るのか、入社後の活躍イメージをしっかりと伝えましょう。

一方で、芸能界で活躍するには、仕事をどんどん広げる姿勢が大切です。「その職種でなければ入社しない！」という固い決意がある場合は別ですが、志望している職種にこだわらず、仕事を広げていく姿勢を示しましょう。

これでマスター？芸能界に応募する際のOK志望動機とNG志望動機

それでは芸能界の志望動機として、マネージャー志望の場合の良い例と悪い例をそれぞれお伝えしていきます。

覚悟の感じられるOK志望動機

私は才能や魅力のある芸能人やタレントの発掘やブランディングを通して、より多くの人が活躍できるように事務所に貢献していきたいと考えています。私はこれまで受験や仕事で辛いことがあったときに、いつもテレビやステージで活躍している芸能人のパフォーマンスを見て元気をもらい、乗り越えてきました。

芸能界で活躍出来るようにブランディングするためには、担当芸能人の魅力を理解するための関係構築力や、活躍できる場を作るための営業力に加えて、スケジュール管理や情報収集力など多くのスキルが必要だと考えています。

私はこれまでの広報の経験を活かして、担当芸能人の魅力を1人でも多くの人に届けたいと思います。また、そのために必要なことであれば、経験がない仕事にも積極的に取り組む所存です。

・OKポイント

採用企業(事務所)目線で貢献できるポイントを説明できている。
自分自身の経験・スキルと紐付けて説明できている。

憧れだけ？NG志望動機

小さいときからテレビの中の女優さんやタレントに魅力を感じていて、そういった芸能人の方が活躍できるようなサポートがしたいと思って芸能業界を志望しました。今の仕事は裏方で淡々とした内容が多く、華やかで影響の大きな芸能界へ転職したいと考えています。

今後はマネージャーとして、担当する芸能人の方が全力で活躍できるようなサポートがしたいと思っています。

・NG・改善ポイント

志望動機が自分視点で、採用企業(事務所)にとってのメリットが分からない。
具体的にどうサポートしたいのかが見えないため、活躍している姿がイメージできない。

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