レコード会社を一覧で紹介|レコード会社で働くために必要な能力も解説

オーディションを開催している主なレコード会社一覧

まずは、オーディションを開催している主なレコード会社を紹介します。所属しているアーティストからも分かるように、それぞれ得意としているジャンルや強みが異なるので、しっかりと把握して自身に合ったレコード会社を受けることが重要です。詳しく見ていきましょう。

avex

国内の最大手レーベルの1つであるavexは、レーベル業のみならず、ライブイベントの開催やアニメ制作、コワーキングスペースの運営など、手広く事業を展開しています。

新人発掘にも積極的で、常時開催しているオーディションの他、不定期でダンス&ボーカルのオーディションや、大会形式のアカペラオーディションなど、多種多様なオーディションを開催しているのが特徴です。

常時開催のオーディションで応募しているのは、ボーカリストやバンドなどのミュージシャンから、女優やタレント、声優まで多岐にわたります。大手だけあってエンターテインメントに対して幅広く携われる企業です。

ユニバーサルミュージック

ユニバーサルミュージックでは、不定期でミュージシャンや俳優のオーディションを開催しています。

契約しているアーティストは歌謡からロック、ジャズまで幅広く、メディア露出の少ない実力派アーティストとも契約しています。

洋楽アーティストとの契約が多いのも特徴で、英語力を活かした業務に携わりたい人にもチャンスが多い企業です。

日本コロムビア

ジャズやクラシックの印象が強い日本コロムビアですが、近年はポップスやロックのみならず、アニメ関係のアーティストとの契約が増えています。日本コロムビアでは、デモテープによる審査を常時受け付けており、不定期のオーディションも多いです。

クラシック限定の作曲オーディションなど、ニッチなオーディションも開催しており、ポピュラー音楽以外のアーティストにも門戸が広いのが特徴になります。

ソニーミュージック

ソニーミュージックでは、ミュージシャンのみならず俳優やモデル、クリエイターまで募集しています。

常時開催のオーディションの他、不定期でYouTuberやTikTokerを募集するオーディションや、男性演劇集団の団員募集のオーディションなど、テーマが明確なオーディションを開催しているのが特徴です。

また、アーティストの養成を行うスクールの受講者をオーディションで募集していることもあるなど、少々変わったオーディションが見られます。

音楽に限らず、幅広くクリエイターをサポートしている企業です。

トイズファクトリー

Mr.ChildrenやBUMP OF CHICKENなど、確固たるスタイルを確立しているミュージシャンを多く擁するトイズファクトリーでは、デモテープによるオーディションを常時開催しています。

基本的にはミュージシャンのみを募集しており、ジャンルは不問です。契約しているアーティストは軒並み個性が強いので、ジャンルに縛られずにユニークなバンドをサポートしたい人に向いているといえるでしょう。

ワーナーミュージックジャパン

ワーナーミュージックジャパンも、ミュージシャンのみを対象にオーディションを常時開催しています。母体である、ワーナーミュージックグループが世界中のミュージシャンと契約していることもあり、契約しているミュージシャンのジャンルは多種多様です。

間口が広いため、多くのミュージシャンにチャンスをもたらしているレコード会社です。

キングレコード

アニメ関係やジャズ、フュージョン系のミュージシャンが多いキングレコードでは、デモテープによるオーディションを随時開催しています。

不定期開催のオーディションは行っていないので、オーディションに積極的なわけではないことが窺えます。

インスト音楽のアーティストとの契約も多いため、ワールドミュージックなど、他のレーベルにはないジャンルにも携わることが可能です。

ビーイング

ビーイングではアーティストではなく、作詞家や作曲家、各楽器プレイヤーといったアーティスをサポートする立場の音楽家を常時オーディションで募集しているのが特徴です。

結果的に、アーティストだけでなく、アーティストをサポートする立場の音楽家のマネジメントに携わることができます。

アーティストだけでなくタレントも多く抱えているため、音楽のみならず幅広くエンタメに携われる可能性が高いです。

ドリーミュージック

歌謡曲やポップスのアーティストが多いドリーミュージックでも、常時オーディションを受け付けています。

契約しているアーティストの数自体は多くないため、1人のアーティストに対して時間をかけてサポートを行うことが可能です。

フォーライフミュージックエンターテイメント

フォーライフミュージックエンターテイメントでは、ポップスやロック、タレントの楽曲リリースまで手がけています。ネットから台頭してきた歌い手などとも契約をしており、時代に合わせた柔軟性のある経営方針であることが窺えます。

ウェブクウ

ウェブクウは特に演歌歌手との契約が多いレーベルです。オーディションは、デモテープ形式で常時開催をしています。演歌だけでなく、ロカビリーや三味線ユニットなど、個性的なアーティストも抱えており、ニッチなジャンルの音楽に携わることができます。

PONY CANYON

PONY CANYONでは上記開催のデモテープオーディションの他、声優オーディションとアイドルオーディションに力を注いでいます。

特に声優オーディションについては、カラオケ動画コミュニティアプリ「KARASTA」とコラボしたオーディションを打ち出し、自社が展開している声優スクールに歌唱力の高い声優を誘致しようとするなど、才能の獲得に積極的です。

アーティストだけでなく、アイドルや声優など、近年エンタメ業界で幅広く活躍することが多い人々をサポートしたい人におすすめの企業となっています。

 

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国内のレコード会社事情とは?

レコード会社一覧を紹介しましたが、ここではレコード会社における国内事情をご紹介します。レコード会社には、大きく分けてメジャーレコードとインディーズレコードが存在します。メジャーレーベルとインディーズレーベルには宣伝にかけられる費用や流通範囲などに大きな違いがあります。また、自由な音楽活動を求めてあえてインディーズレーベルと契約するアーティストも多いです。

メジャーレーベルとインディーズレーベルの違い

国内におけるメジャーレーベルとインディーズレーベルの定義的な違いは、日本レコード協会に登録されているか否かです。ただし、メジャーレーベルとインディーズレーベルの間には他にも様々な違いがあります。

特に大きな違いが、リリースの範囲とバックアップの強さです。メジャーレーベルからリリースされたCDは全国展開が基本ですが、インディーズレーベルではその限りではありません。

また、メジャーレーベルでは、潤沢な予算を使ってプロモーションを全面的にバックアップしてくれますが、インディーズレーベルではアーティスト自身が宣伝活動に注力する必要があることが多いです。

ただし、インディーズレーベルはレーベルの圧力が少ないため、アーティストの音楽性が最重視されやすくなっています。対して、メジャーレーベルは、どうしても利益追求の視点があるため、レーベルからアーティストに音楽性の変化を求めることも少なくありません。

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国内と海外のインディーズレーベルの違い

国内と海外では、インディーズレーベルの扱いに大きな違いがあります。というのも、海外ではメジャーレーベルが4社しかありません。よって、ほとんどのレーベルがインディーズレーベルに分類されることになります。

結果、海外のインディーズレーベルは国内よりも規模が大きく、宣伝や流通経路なども充実していることが多いです。

レコード会社で働くために求められる能力

先ほどレコード会社一覧でご紹介した企業を含めて求められる能力をご紹介します。レコード会社で働くために求められる能力は、職種によって異なります。レコード会社への就職を目指すのであれば、職種ごとに必要な能力をしっかりと把握し、自身に合っているものを選ぶことが重要です。

詳しく見ていきましょう。

マネージャーに必要な能力

マネージャーは、アーティストと二人三脚で活躍の場を増やしてくのが役目です。よってアーティストに有効なアドバイスができるよう幅広い音楽知識が必要になります。

また、アーティストのスケジュール管理も仕事なので、アーティストに無理なく仕事できるようにスケジュールを調整する能力も重要です。

加えて、人と関わることが多い職種なので、話し相手の意図を汲み取るコミュニケーションスキルも必要になってきます。

プロモーターに必要な能力

テレビやラジオをはじめとした情報媒体とアーティストのブッキングを行うプロモーターには、音楽番組の出演枠やオンエア枠を獲得するための交渉力が必要になります。

また、情報媒体への出演枠を抑えるためには、枠の裁量を持っている人物に気に入られる必要があるので、マネージャー以上にコミュニケーションスキルが必要になります。

よって、コミュニケーション能力の高い人に向いている職種といえるでしょう。

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A&Rに必要な能力

A&Rとは「アーティスト・アンド・レパートリー」のことで、アーティストの契約から楽曲の制作進行までを担うレコード会社の花形ポジションになります。アーティストに合う楽曲はどのようなものなのかを考え、最適なクリエイターとマッチングするのが主な業務です。

アーティストごとに最適な音楽をマッチングするには、幅広い音楽知識が必要になります。また、業界に存在しなかった新しいアーティストを生み出すためには、高い企画力やマネジメントスキルが必要になります。

また、楽曲の制作進行をする都合上、制作の運営経験が不可欠です。

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