【クリエイティブな仕事に向いている人とは?】主な仕事と転職先を探す3つの方法を解説
この記事の監修者
番組制作会社に新卒入社後、リサーチ会社に転職。
長年、テレビ番組などで扱う情報や映像などのリサーチャーとして勤務。
働く中で、エンタメ業界で人材が流動的なのを目の当たりにしたことをきっかけに、
エンタメ業界で働きたい方・業界内の転職を考えている方の転職サポートをしております。
目次
クリエイティブな仕事にはどのようなものがあるのか、自分に向いている仕事があるのか知りたいのではないでしょうか。転職の準備に欠かせない情報ですから、押さえておきたいポイントですね。
クリエイティブな仕事は、さまざまな職種があり、業界・職種・企業によって発信するものに違いがあります。クリエイティブな仕事の中に自分に向いているものがないか確認していきましょう。
そこで本記事では、クリエイティブな仕事とはなにか、代表的な仕事と役割について、クリエイティブな仕事に向いている人、転職先を探す方法について解説します。
クリエイティブな仕事とは?
クリエイティブな仕事とはどのようなものなのでしょうか。直訳すると「創造的な仕事」となり、明確な定義のない仕事ともいえます。ここでは、クリエイティブな仕事とはなにか、ステップアップする働き方を解説します。
新しいモノを創り上げて発信する仕事
クリエイティブな仕事とは、今までにない新しいモノを創り上げて、受け取る人に伝えたいメッセージとともに発信する仕事です。
この仕事ならではの魅力といえば、発信したものが売上や好評といった成果(利益)として目に見える形になるということです。ですから、クリエイティブな仕事とは、職種や仕事内容そのものというよりは、モノ創りに向かう姿勢や成果を得ることに喜びを感じられることを指しているといえるでしょう。
現場経験を積んでステップアップが可能
クリエイティブな仕事は、現場経験を積むうちに、仕事の幅が広がる、担当する案件の規模が大きくなるなどステップアップが可能です。
では、クリエイティブな仕事への転職事情はどのようなものでしょうか。仕事内容によっては、専門スキルや知識が必要になるため、経験者が採用されることは少なくありません。
一方で、職種未経験であっても美術や情報系などの大学・専門学校で学んだ人やモノ創りでの実績がある人は採用される可能性が高くなります。業界に新しい視点を取り込もうと異職種からの転職に積極的な企業もみられます。
採用されて即戦力になることもありますが、まずアシスタントから始めることが一般的ですから、現場経験での実績が認められるようになると、キャリアアップも可能になります。
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クリエイティブな仕事と役割を紹介
クリエイティブな仕事は、主に制作と技術の2つに分けられます。その中から代表的ともいえる5つの仕事と役割を紹介します。
クリエイティブプロデューサー:制作全体を監督
クリエイティブプロデューサーは、映像・Web・広告業界において企画からの制作過程全ての業務に関わります。主な仕事は、企画立案・制作現場の進捗管理、整備管理など全体のマネージメントです。
制作現場の実務というよりは、顧客のニーズに合わせて製品のPRや流通方法など戦略を考えます。まさしく総監督としての役割を担っています。
アートディレクター:デザイン制作の責任者
アートディレクターは、プロデューサーからの指示のもと企画に沿って、制作現場のデザイン業務に関わります。デザイン制作の「ビジュアル」「視覚表現」に関する責任を担っているので、デザイナーなどの職種に指示を出して、製品のビジュアルを仕上げていきます。
制作現場では、基本的にスタッフのように実務は行いません。あくまでも顧客のイメージ通りにデザインを創り上げるよう指揮をしています。
Webデザイナ―:Webサイトの企画・デザイン
Webデザイナーの主な仕事は、顧客から依頼されたWebサイトのレイアウトや色彩、素材制作などの企画とデザインです。見た目の美しさだけではなく、Webサイトの目的やコンセプトまでを表現しなくてはいけません。
会社の規模により違いはありますが、Webディレクター、フロントエンドエンジニア、Webエンジニア、Webマーケターという職種とチームでWebサイトを創り上げます。
映像クリエイター:動画・映像制作
映像クリエイターは、動画・映像制作のスペシャリストです。テレビ番組制作・編集、Webコンテンツなどの動画・映像制作に携わるさまざまな職種を指します。制作系にはプロデューサー・ディレクター・アシスタントディレクター、技術系には編集オペレーター・CGクリエイター・照明などが含まれます。
動画や映像は、人々の心を癒したり前向きになれたり、時には社会を批判するといったさまざまなメッセージとともに創り上げられています。
コピーライター:製品・広告のコピー文言制作
コピーライターの主な仕事は、製品や企業の広告に使われるキャッチコピー・ネーミングなどの文言の制作です。限られた短い文言で、コンテンツ・サービスなどを的確な表現で伝えます。広告媒体は、テレビ・ラジオ・雑誌・ポスター・インターネット・パッケージなど、多岐にわたります。
言葉は人の心を動かします。コピー文言によって、購買意欲が湧くことは大いにあります。コピーライターは、何らかのリアクションにつなげるようコピー文言を創り上げています。
クリエイティブな仕事に向いている人とは
ユーザー目線を意識する情報収集力がある
情報収集力があることは、クリエイティブな仕事をする人にとって欠かせない特徴です。なぜなら市場の動きや流行さらには競合する会社の動向などさまざまな情報を収集し分析することが求められるからです。
常にアンテナを広く張って流行に敏感な人は、ユーザー目線を意識した情報収集力がありクリエイティブな仕事に向いているといえます。
制作を実現する管理・調整力
製品を創り上げるまでには多くの工程があります。企画・技術スタッフなど関係者の調整、スケジュール管理をしながら期日までに納品しなければいけません。スムーズに進行させる管理・調整力は必須ともいえます。プロデューサー・ディレクターなどの職種を目指す人には、管理・調整力は強みになります。
こだわりは必要!こだわりすぎは逆効果?
クオリティの高い製品を創り上げていくためには、細部へのこだわりが必要です。なぜなら、モノ創りへの熱意や努力が求められるからです。そこで鍵になるのは、製品が顧客にとって納得し満足できるものかどうかです。最終的には市場に受け入れられなければいけません。
自分が創りたいものだけ手掛けたいなど、どうしても自己表現にこだわりたいという人は、クリエイティブな仕事には向いていないといえるでしょう。
クリエイティブな仕事ができる転職先を探す3つの方法
転職サイトの求人に応募する
転職サイトでは、自分が希望する求人を検索することができます。職種・年収・勤務地など希望の条件に絞って検索して、応募もWebサイト上でできるので、かかる手間が比較的少なく、自分のペースで進めることもできます。
転職サイトに求人条件を設定しておくと、新着情報が届くため、情報を集めるには効率的といえるでしょう。
クリエイティブ業界専門のエージェントを活用する
転職エージェントは、登録すると無料での転職相談があり、希望に沿った求人紹介から面接の調整、給与交渉など入社までのサポートをしてくれます。
転職をすべきか悩んでいるという人は、クリエイティブ業界に特化した転職エージェントに相談してみるとよいでしょう。クリエイティブな仕事は、業界別・職種別への対策が必要だからです。迷っている段階から相談できるので、気軽に転職活動ができます。
出身学校のコネクションを利用する
デザイン・ITまたはWeb系の大学や専門学校で得られたコネクションも大いに役立ちます。学校は就職してもらうことも目的の1つですので、就職先に関してもサポートしてもらえることができます。
コネクションを利用した転職は採用率が高い傾向があるといわれています。企業としても人物像やスキルが把握しやすいからです。採用までが効率的に進むことも期待できるでしょう。
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