【エンタメ業界に転職したい方必見】転職・キャリアアップのポイントをご紹介
この記事の監修者
大学では、2Dアニメーションの他にMaya、3DMAX等3DCG技術、制作進行等を学修。
大学卒業後、大手映像制作会社にてプロデューサーとして企画、面接、キャスティング、予算管理からディレクションまで幅広い業務に携わる。
プロデューサーとしての経験を活かし、他とは違う一歩進んだ支援を実施いたします
目次
エンタメ業界への転職を検討されている方向けに、転職活動・キャリアアップのポイントをまとめました。エンタメ業界の職種の一覧や転職活動の進め方・ポイントを解説しています。転職成功に向けてご参考になれば幸いです。
エンタメ業界での転職成功・キャリアアップの3つのポイント
エンタメサービスをユーザーとして利用することはあっても、エンタメ業界で働くことに馴染みのない方は多いのではないでしょうか。業界経験者の方でも、具体的なキャリアアップの道筋は見えていないという方も少なくありません。
この記事では、主に前半で業界経験者の方向けにキャリアアップのポイントをお伝えし、後半で未経験者の方がエンタメ業界に転職する際の疑問にお答えしていきます。
まずは、エンタメ業界での転職を成功させたい方向けに、転職成功・キャリアアップの3つのポイントをお伝えします。
①成長性のある企業であるかを正しく見極める
コロナ禍において各業界に大きな変化がおきました。エンタメ業界にも大きな影響を与えており、将来性のある企業に転職できるかどうかは重要なポイントです。
例えば、ライブのオンライン配信、グッズのeコマースといった「オンライン化」に迅速に対応できている企業は社会の変化に敏感で成長が見込める、など自分なりの基準を設けるといいでしょう。
他にも、キャスティングノウハウを活かしたインフルエンサーマーケティング支援、Vtuber事務所など、新しいビジネスがどんどん生まれています。こうした環境で今後、価値が高まりそうなスキル・経験を積むことも長期的なキャリアアップを考える上では重要です。
②年収アップを目指すのであれば、自分のスキルの希少性が高い企業に
年収アップという観点では、あえて自分と同じスキルを持つ人が少ない企業に行くことも有効な選択肢です。
「自分と同じ職種の人が活躍している企業に転職したい」と考える人が多いのですが、年収アップという観点では、その逆を取ることで年収が上がるケースがあります。
先ほどの「オンライン化」の例で考えてみましょう。自分がITスキルが高くオンライン化を推進できる人材だったとします。
このとき、あまりオンライン化が進んでいない企業の方が、自分の評価が高くなります。これからオンライン化をしたい企業は、オンライン化できる人材に高い給与を払ってでも採用したいからです。
反対に、すでにオンライン化が進んでいる企業では、すでにオンライン化できているので、自分の評価はなかなか上がりづらくなります。
このように、自分のスキルや経験の希少性が高い企業・領域に転職すると、評価が上がり年収も上がるケースがあります。
③人気の求人は募集が埋まりやすいため事前に対策を練って早期の応募を
第一志望の企業・求人があっても「他の企業で練習をしてから応募したい」とおっしゃる方もいます。しかし、エンタメ業界、特に人気の求人は、早期に内定者が出て求人が終了してしまうことも多くあります。
エンタメ業界は少数精鋭で運営されている企業が多く、求人が出ても募集人数が限られていることが多いです。特にコロナ禍においては、採用強化する企業・求人数が減ったことから、ひとつの求人に多くの人が集まるようになりました。結果、募集終了までのスピードがより早くなっています。
そのため、エンタメ業界での転職を成功させるためには早期に自己分析や選考対策を行い、希望の求人が出たらすぐに応募できるようにしておきましょう。
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エンタメ業界への未経験転職は可能?
未経験で入りたい会社に望む条件で入るのは難しい一面も
エンタメ業界は、少人数で経営している会社も多いため、即戦力となる人材を求める傾向が強いです。そのため、誰もが知っているような有名企業に未経験者で入社することは難しいです。
入社できたとしても「職種も待遇も希望どおり」というのはさらに難易度が高いです。
一時的に年収が下がっても、活躍すれば年収アップのチャンスは巡ってきます。さらなるキャリアアップの機会を見据えて、今は譲ってもいいと思えるポイントを設定することで、転職活動がうまく進むようになります。
経験・スキルがあれば大手企業や人気企業への転職で年収アップも
反対に言えば、一度業界内に入って経験を積んでしまえば、キャリアの可能性も広がります。
有名企業・人気企業にこだわり、競争の激しい会社だけを受けるのではなく、将来的にやりたい仕事に進めるキャリアステップを描いて、まずは経験を積むことをオススメします。
はじめは小さなプロジェクトでも、確かな実績を積むことで社内でも評価され、これまで以上に大きなプロジェクトを任されるようになります。大きなプロジェクトを成功に導いた経験を積むことができれば、大手企業や人気企業への転職を成功できる可能性も上がります。
このように、短期的な視点だけではなく長期的な目標から逆算して、まずは自分のスキルを磨いていくことも選択肢に入れるといいでしょう。
【エンタメ業界への転職】エンタメ業界の主要な職種と仕事内容
エンタメ業界とはエンターテインメント業界の略で、人々に娯楽を提供する企業群のことを指します。
ここではエンタメ業界にどんな職種があり、具体的にどういった仕事をするのか、ご紹介していきます。
主な職種と仕事内容
営業
テーマパークやライブ、施設事業の場合は、テーマパークや公演、施設への集客、団体客の誘致、旅行代理店へのプロモートなど、集客に関する営業活動や、企業タイアップ、タイアッププロモーションイベントの企画運営などの役割を担います。
企画、制作部
ショーやアトラクションの企画、演出、プロデュース、制作全般を行います。ショーやイベント・アトラクションのコンセプトつくりから設計、完成までにおける全制作物のスケジュール、コスト、クオリティ管理、外部クリエーターの起用やコーディネーション全般を担当します
コンテンツの制作
アーティスト等の作品制作のサポートとプロデュースを担当します。
宣伝担当
楽曲や作品をヒットさせるためのプロモーション全般を担当します。TVコマーシャルのタイアップ、マス媒体各社へのアプローチを行い営業と連携して行っていく仕事です。
新人スカウト・育成
デモ音源のチェックやライブ活動の視察、オーデイションなどを通して、新たな才能ある人材を発掘する仕事です。
タレントマネージメント
ミュージシャンやアーティストの活動を側近としてきめ細かくサポートします。仕事の選択やスケジュール管理だけでなく
活動への適切なアドバイスを通じてタレント活動のサポートを行い、収益を生み出す仕事です。
ファンクラブ、ファンイベント、ファンクラブの企画・運営
アーティストとファンとの関係を育成し、WebサイトやSNSでのファンに対するメッセージの管理や、ファンクラブ限定グッズの企画や制作、ファンイベントの開催と運営する仕事です。
コンテンツマーケティング担当
インターネットでのストリーミング配信、インストアイベント等の販売促進活動、販売特典の企画、Eコマース等の販売チャネル開発など、コンテンツの営業・販売に関する全般的な業務を行う仕事です。
作品、コンテンツのライセンス管理
コンテンツ、作品に関する権利関連業務を行います。IPキャラクターの商品化権や使用ライセンス契約、ブランディングや使用プランの管理、ライセンシーに対する使用方法の提案なども主な業務です。
自社メディアサイトの制作と管理
エンターテインメント企業自ら独自チャネルや番組、雑誌や書籍の出版(出版業務)、配信サイトの自社運営媒体を持っている場合はその制作と管理を行う仕事になります。
ライブ、イベント制作・管理
ライブ・イベント、公演の企画、制作の総合プロデュ―スを専門会社と連携して行う仕事です。また自社でホールやライブ会場を運営している場合は、その運営・管理も行います。
デザイン・制作
音楽やアニメ等の楽曲、映像コンテンツに関するパッケージや宣伝素材のデザイン制作全般を行います。またキャラクターグッズやノベルティグッズのデザイン・制作やコーディネーション、タイアップ先企業の制作物の監修も行います。
【エンタメ業界への転職】「エンタメ好き」は転職の志望動機として問題ない?
エンタメ好きで業界に精通していることは強みに
他の業界では、「好きだから」という理由は敬遠されがちですが、エンタメ業界ではエンタメ好きでコンテンツに精通していることは強みになります。むしろ、業界で有名なトピックを知らないとキャッチアップができていないと、マイナス評価になってしまうこともあるほどです。
好きな気持ちだけでなく、利益に繋がることをセットで説明する
ただ、「エンタメが好き」という感情だけでは、評価の対象になりません。そのエンタメ好きな気持ちが、採用する企業にどのように貢献できるかを説明する必要があります。
もし未経験だとしてもこれまでの自分の経験を棚卸して、活かせる部分を探してみましょう。活かせる部分が分からなければ、業界に詳しい人に相談して活かせそうな部分をヒアリングしてみるのもいいでしょう。
エンタメ業界への転職なら、エンタメ業界専門エージェントのエンタメ人へ
エンタメ業界におけるキャリアアップの道筋、評価されやすいスキルなどは、業界内の方でも分からないところもあるでしょう。日頃から仕事に打ち込みながら、エンタメ業界の採用市場のことをキャッチアップするのは大変です。
エンタメ人は、エンタメ業界における転職事情に精通した、エンタメ業界専門の転職エージェントです。運営企業であるエイスリー株式会社はキャスティング事業を長く行っていることから多数の実績があり、企業との太いパイプがあります。
インターネットに掲載されていないような、非公開の求人を紹介することも可能です。エンタメ業界での転職に興味がある方は、まずは一度、情報収集だけでもしてみてはいかがでしょうか。