【エンタメ人の評判は?】実際に利用した転職成功者の方々へ聞いてみた

 

昨年リリースしたエンタメ人のサービスも会員数8,000人を突破し、
多くの求職者の方の転職のご支援を行って参りました。

しかし一方で、「他の転職エージェントとどこが違うの?」「エンタメ業界特化と言っているけど具体的にどんな企業を紹介してくれるの?」といったご質問をいただく機会も多くございます。

そこで、今回は実際にエンタメ人を利用して転職に成功されたを経験されたお二方をお招きして
座談会を開催!

自身の体験からエンタメ人について、本音を伺いました。

参加者プロフィール

「芸能事務所N」・・・エンタメ人を利用してMCやレースクイーン系の芸能事務所に転職

「映像制作営業Y」・・・エンタメ人を利用し、中小広告代理店営業から映像制作会社の
             提案営業に転職

──では早速ですが、お2人がエンタメ人を知ったきっかけについてお伺いしてもよろしいでしょうか?

(芸能事務所N) 私の場合は友人がエンタメ人を利用していて、その方からの紹介がきっかけです。エンタメ業界に興味があったので、試しに登録してみようかと考えてエントリーしました

──ご友人がお知り合いだったということですね。Yさんはどうですか。

(映像制作営業Y) 私は初めての転職だったこともあり、検索で「エンタメ 転職」「エンタメ業界 職業紹介」などのキーワードでエンタメ人以外にも色々なエージェントを調べていました。
エンタメ人に申し込んだのは、エンタメ業界に特化しているエージェントという専門性の高さに期待してエントリーしたのを覚えています。

──エンタメ業界特化のエージェントであるエンタメ人を知った時、どのような印象を持たれましたか? 

(芸能事務所N) 「エンタメ特化」のエージェントってあるんだ!という印象でした。「IT業界専門」や「看護師専門」などのエージェントは知っていたのですがエンタメ業界は珍しくて目に止まりました。
あとは紹介実績のある業種・職種のキーワードが私が今後やりたいことと合致して、グッときたポイントでした。

──他のエージェントさんと比較して、違いなどはありましたか?

(芸能事務所N) やはり扱っている求人の内容ですね。普通のエージェントさんだと、幅広く全ての業種の求人を紹介しているのに対して、エンタメ人のサービスはエンタメ業界特化サービス。
担当の方も業界に精通していて、さすがエンタメ専門だと感じたのを覚えています。

私は業界未経験者だったこともあり、並行して使っていたオールジャンルの求人を取り扱っているようなエージェントさんでは、IT系の会社やアパレル関係の紹介がほとんどでした。
私は次の転職先はエンタメ1本で探していたんですけど、やはり求人数も少なかったのか、異業種の紹介が中心でしたね。

──率直に、そういった求人を紹介されたときに違和感というのはありましたか?

(芸能事務所N) もちろん、ありました。お世話になっている担当さんだし、受けておこうかなという感じですね。
繰り返しになりますが、転職活動していてエンタメ企業の募集は少なくて、求人自体が本当に少なかった印象を受けましたね。

──Yさんはエンタメ人にどういった印象をもたれましたか?

(映像制作営業Y) エンタメ人の印象は「エンタメ人って何?」でしたね。どんなサービスなんだろうというのはありつつ、もともとエンタメ自体に興味はあったので、興味本位でしたね。サービスの質に関しては、正直懐疑的でした。

──他のエージェントさんも利用されていたとお聞きしておりますが、何社ぐらい使っていたんでしょうか?

(映像制作営業Y) 僕はかなり転職に苦労したので、5社ぐらいです。

──なるほど…多いですね。5社も利用していると各社で違いがあったと思いますが、その中でエンタメ人の特徴はありましたか?

(映像制作営業Y) もちろん、エンタメ特化というところはあったんですけど、面談の際に、自分が本当に好きなことや目指すべき道について時間をかけてしっかりとすり合わせをしてくれた点が印象的でした。

キャリアアドバイザーと話しているうちに、自己理解・自己分析というところがかなり深まったんです。
転職のきっかけや、どんな仕事を探しているのかといった細かいヒアリングをしていただいたのですが、
自分がやりたいこと、興味がある部分がはっきり見えてきました。

──サポートが手厚かったということでしょうか?

(映像制作営業Y) そうですね。面談も長い時には2時間くらい、しかも2回もしていただきました。他社さんだと、そこまで面談が長いイメージはなかったです。こんなに話を聞いて向き合ってくれるんだと感動しました。

自分が過去に所属していた会社での仕事がアドバイザーの方と共通項があったこともあり、余談も交えつつ、本当に深くまで掘り下げて聞いていただきました。

僕は結構夜遅くまで業務が続いていたので、面接時間の調整が難しかったです。ただエンタメ人さんは、平日21時とかでも全然受け付けてくれてありがたかったです。

──当時のキャリアアドバイザーの方は、どういう経歴の方だったんですか?

(芸能事務所N) その方はキャスティングディレクターや美術系のお仕事をされたあと、人材紹介の仕事に転職されたそうです。
芸能事務所や現場スタッフの特性にも非常に詳しく、当然ながら人材のプロでもあるので、話しているだけでもエンタメ業界でのキャリア形成のイメージが湧き、勉強になりました。

──なるほど、エンタメにも造詣が深い方だったんですね。Yさんの面接を担当された方はどういった経歴の方だったんでしょうか?

(映像制作営業Y) 前職がテレビの番組制作関係の方で、映像業界理解がものすごい深かったことを覚えています。僕も今、映像制作会社にいるんですけど、細かい業界事情ってあるんですよね。

そういった事情にかなり詳しい方で、求人のよい面だけでなく辛い面も正直に紹介してくれて、信頼できる人だなと思いました。

──お2人に質問ですが、エージェントさんとの対話を通じて、自分の転職に対する考えが変わったりしたポイントはありますか?

(芸能事務所N) 自分では考えなかったような提案をいただいたことですね。そうか、エンタメ業界というくくりで見るとそんな会社の選択肢もあったのかっていう。

私は、芸能事務所のデスクをやりたいという1本で絞ってきたんですけど、エンターテイメント業界全体の提案や、ディレクション業務には興味ありませんかというご提案をいただいて。

具体的な業務内容についてご説明いただいた上でよくよく考えると、実はそういう仕事も得意かもしれない!と感じました。
自分一人では気づかなかった気付きを与えてくださって、ありがたかったです。

──Yさんはいかがでしょうか?

(映像制作営業Y) そうですね。僕は前職が規模が小さめの広告代理店で提案営業をしていたので、次も広告代理店に行ければいいなと思っていたんです。面談で「何で広告代理店がいいんですか?」って聞かれたときには、「プロモーションに関わりたいから広告代理店にいたいです」って答えていました。

でも、エンタメ人での面談を通して、自分が作った作品とか企画で、人の心を動かすのが好きだということに気がつきました。そうなったときに、映像に関わるとかはどうなんですか?って聞かれて、今まで自分では全く映像分野を考えたことはなかったんですけど、確かに自分がその前職でやってたときに楽しかったのってそういう部分だなって思いました。そこで映像制作会社を提案されて、興味を持ちました。

──お2人とも、自分では想像してなかった提案をしてもらったというのが良かったポイントですね。もともと、転職しようと思ったきっかけは何だったんでしょうか?

(芸能事務所N) 今まで全くの異業種で仕事をしていたのですが、転職を考えた時期が30歳になる直前で、よく聞く言葉なんですけど「たった1回の人生だったら好きなことをやろう」と決意しました。

もうやりたいことをやろう、と。ずっと自分が支えられてきたエンタメ業界に絶対に入ると、転職を始めた最初から決めました。

──もともとは、どういう会社にお勤めだったんですか?

(芸能事務所N) 国の仕事の事務職でした。どちらかというと教育一択で、社会に出てからも約10年間ずっと教育業界で働いていたんですけど、やっぱりエンタメが好きっていう思いのもと、転職を決意しました。

──なるほど。業界未経験での転職は厳しかったですか?

(芸能事務所N) はい、厳しかったです。ただ、しっかりアドバイザーの方にヒアリングをしていただいたのと、Nさんにはここの会社が合うと思いますよ、と教えていただいた会社で、自分の求めていた環境とぴったりマッチしたので登録から約1ヶ月で内定がとれ、本当にありがたいスピード感でした。

逆に他のエージェントさんを利用していたときは半年ぐらいかかっても結局決まらなかったので、やはり求職者とエージェントの相性もあるのかなと感じました。

 

──転職先を決めた決め手はありましたか?

(芸能事務所N) フィーリングですかね…。フィーリングで片付けてしまっていいのかと思いますが、これだ!っていうのはありました。ビビッときましたね、本当にこれだなっていう感じが。

担当さんにすごくサポートをしていただいたんですよね。すごく安心感があったので、もう面接もリラックスして臨めたっていうのもあって、もうすぐに決めました。

──入社されてから2年経たれているかと思いますが、入社後のギャップは何かありましたか?

(芸能事務所N) あまりなかったですね、今でも。全くの異業種からの転職だったので、いわゆる業界用語、アーティスト業界ならではの常識というのは、何もわからないゼロからのスタートだったので、多少苦労はしました。

でも、今の会社のメンバーが本当にいいメンバーで仲がいいので、そこでつらいという思いは1回もしていないです。

──Yさんは、転職先の決め手は何だったんでしょうか?

(映像制作営業Y) そうですね、決め手としてはまず紹介いただいた企業さんの方向性が、完全に自分とマッチしていたっていうところが一番大きかったですね。

企業の規模感とか、仕事内容とかよりも、本当に自分に合うなというのを、実際に面接で伺ったなかで感じました。やはり、そこはエージェントさんが僕をよく理解してくれた上で紹介してくれたのかなと思いました。

──何社くらい紹介されて、今の転職先に決められたんですか?

(映像制作営業Y) 5社です。もともと広告代理店にいた関係もあり、広告系や映像関係をご紹介いただきました。

──なるほど、実際に選考が始まった後のサポートはありましたか?

(映像制作営業Y) 選考が始まった時は、実際に面接へ行く前に、電話とかを含めて結構対策をしてもらいました。

面接が終わった後も、「正直なところどうでした?」といろいろ聞いてくださって、「ちょっと合わないと思いました」と答えると、「では無理に受けなくても、大丈夫ですよ。しっかり考えてください」と言っていただけたりしたので、かなり親身にサポートしてくれましたね。

──転職活動を通して、印象的だったエピソードはありますか?

(芸能事務所N) 私が利用した他社のエージェントさんは、面接の際同行することはなかったのですが、エンタメ人のエージェントさんは一番初めの面接のときに、一緒に付いてきてくださったんですよね。

その会社がものすごくわかりづらい場所にあったのもあるんですけど、こんなに手厚く親身になってくださるんだっていうのはビックリしましたし、感動ポイントでした。一緒に付いてきてくれたおかげで、リラックスして臨むことができたので何よりもありがたかったです。

──Yさんはいかがでしょうか?

 

(映像制作営業Y) 僕は、面接のときにビックリしたことがあって、面接官の方に「本当は映像制作経験者じゃないと面接してないんだよね」と言われました。ただ、エージェントさんが僕のプロモーション実績だとか映像に対する想いの部分をすごいプッシュしてくれたみたいで、「そこまで言うんだったら会ってみようかなって、今日会ってるんだよね」と言われたんです。

そこまで僕を推薦してくれたんだってすごいビックリしたのを覚えています。

──最終面接は、どなたが出てきましたか?

(芸能事務所N) 私のときは、社長でしたね。2回面接をしたんですけど、1回目の面接が最初で最後で、もう2回目に呼ばれたときは条件すり合わせみたいな感じでした。私もう採用なんだって、早かったんですよね。

──Nさんは、どういった事業部に所属されているんですか?

(芸能事務所N) 今、弊社が登録制の芸能事務所、いわゆるノンタレさんを扱っている事務所なんですけど、その社内キャスティング業務という立場ですかね。デスクを担当している方が今は別でいらっしゃるので、名前としてはデスクマネージャーですが、主にキャスティングを行っています。

あと最近、専属部署を新たに立ち上げたので、そのサポート、マネジメント育成業務なんかも行っています。
入った当初にはなかった新しい取り組みに携わらせていただいてます。

──抜擢されたんですね!

(芸能事務所N) そうですね(笑)。アットホームな会社なので、みんなで一生懸命頑張ろうという形ではあるんですけど、その中でも担当を持っているのはわずかなので、そこにっていう形ですね。
未経験で右も左も分からないからこそ、がむしゃらにやってきた努力を認めてもらえたんだと思っています。

──前職は公務員とのことだったのですが、業務内容も大きく異なると思います。どのような点で違いを感じましたか?

(芸能事務所N) 自分の上司になる立場の人との距離感でしょうか。
社員同士の
距離感がとても近いです。社長とサシ飲みがしょっちゅうあります。
前職ではさすがに上司の方と二人で飲みにいくとかはなかったですし。あと同僚と、休みの日も遊びに行く、とかは初の経験だったので、いい意味でのギャップを感じています。
自分が昔想像していた、エンタメ業界っぽい感じというか(笑)

──Yさんは、何かギャップはありましたか?

(映像制作営業Y) 映像制作って、作品ができる直前ってものすごい忙しいんですよ。
広告代理店のときも忙しかったんですけど、今の会社は忙しいときも文化祭みたいなお祭り状態で、忙しさを楽しめるようになったという点でしょうか。

また、前職では数字の分析業務の比率が高かったので、会話もロジカルなものが多かったんですけど、今の会社だと感覚的な会話が多いです。そういうところはギャップに感じますね。

日々新たな発見があって面白いです。

──お2人とも未経験からエンタメ業界に飛び込んだわけですが、実際にエンタメ業界に飛び込んでみての苦労話やよかった話はありますか?

(芸能事務所N) 良くも悪くも弊社の人数が少なすぎるということがあって、もう1人にかかる責任がものすごく重いです。

前職では何百人という中の1人だったので、自分が責任を取ることって一切なかったんです。今は何かトラブルがあったら、その解決策を見出すところから全部1人で担う必要がある点は苦労というか身が引き締まりますね。

でも、今となっては責任の重さを感じることなく、このまま人生を過ごすよりはずっと良かったなとは思っています。
同じ業界の方だとわかってくださると思うんですけど、自分が携わった作品が世に出た瞬間とか、キャスティングした自社のタレントがテレビに映っていた瞬間、テロップに名前が載った瞬間って何物にも変え難い喜びがあります。

私達自身が表に出る仕事をしているわけではないので、自分の名前が載ることはもちろんないんですけど、タレントの名前が出た瞬間と、「現場本当に楽しかったよ」とか「ありがとう」って言われる瞬間は、今でも素直に嬉しいです。

──Yさんは、どうですか?

(映像制作営業Y) 僕は映像制作に関わってますけど、本当にみんないい作品を作ろうと思っていて、いろんな衝突が起きることが苦労であり仕事のやりがいですね。

カメラマンさんはどういう構図で撮るかについてとことん追及しますし、その企画を立てるディレクターは、自分がこれが面白いっていう企画で進めたいという意思があります。
また、その脚本を書くライターさんも自分なりの考えがあって、、

みんなが良いものを作りたいいう思いは一緒ですが、意見が対立することもあり、どのように一番最高のアウトプットを引き出せるかというのは常に考えています。
かなりしんどいところでもある一方、実際に作品が完成して世に出た時には変え難い喜びがありますね。

──エンタメ人を使った上で、こういうのもあったらよかったなというような要望はありますか?

(芸能事務所N) 担当者がもっと増えたら、幅が広がるのではと思いました。

私はたまたま自分の求めていたアドバイザーに巡り会えましたが、人によっては合わないこともあると思いますし、エンタメ業は広いので、より多様性のあるキャリアアドバイザーの方がいらっしゃるとさらによいのかなと思います。

元俳優さんや元芸人さんとか、YouTuberの方がいても面白いかも(笑)

──Yさんは、いかがですか?

(映像制作営業Y) 面談にかなり時間とってくださるので、自己分析は深まったのですが、僕は自分でまとめるのが苦手で…。
テンプレに沿って記載するだけで考えがまとまつような自己分析シートみたいなものがあれば、さらに作業効率が上がったかもしれません。
ぜひ自己分析シートの作成をお願いします!(笑)

──では最後にお聞きします、今後、今の会社でやっていきたい、成し遂げていきたいことはありますか?

(芸能事務所N) 先程お話した1年ぐらい前から立ち上げた新規事業の専属部署で、自分の担当しているタレントたちを有名にしていくのが当面の目標です。

あとは、会社を大きくしたいという感情を初めて抱いたので、そこは頑張っていきたいです。
自分の仕事をやり切って会社を大きくして、今より上の景色を見たいなっていうのはすごく思っています。

──Yさんはいかがですか?

(映像制作営業Y) 一つは僕が入った会社って、正直そんな大手ではないんですよ。ただ、チームのメンバーは本当にクリエイターたちが集まってるので、やっぱり三大広告賞に入賞できるような作品を作っていきたいなと思っています。

二つ目が、今の会社に入ってから初めて映像に触れましたが、想像よりも楽しくて、制作全般を一通り経験してみたいと思っています。いずれは独立して1人で監督までして、自分で作品を作りあげていきたいです。