【ラジオの仕事】仕事内容や職種について解説!

この記事の監修者

番組制作会社に新卒入社後、リサーチ会社に転職。
長年、テレビ番組などで扱う情報や映像などのリサーチャーとして勤務。
働く中で、エンタメ業界で人材が流動的なのを目の当たりにしたことをきっかけに、
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目次
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ラジオ業界における仕事の職種について
ラジオ局の仕事はリスナーに対してラジオ番組を放送する仕事、ラジオ局の収益を生み出す仕事の2種類に分類されます。
それぞれの仕事においてどのような職種があるのか説明します。
ラジオ番組の放送にかかわる職種について
最初にラジオ番組の放送にかかわる職種を6つご紹介します。
企画|ラジオ局のマネージャー
編成部に所属してラジオ番組の企画を行う仕事です。
ラジオ番組のリスナーの特性として、あまりチャンネルを変更せずに、同じラジオ局の番組を聴き続けるというのがあります。
そのため、ラジオ番組をうまく組み合わせて、長時間聴いても飽きないようリスナーのニーズに合ったさまざまな種類の番組作りを行う必要があるのです。
世の中を広い視野で捉え、発信できる人に向いていると言えるでしょう。
プロデューサー|番組制作の責任者
制作部に所属するラジオ番組の制作総責任者です。
パーソナリティや出演者と打ち合わせをし、放送作家とラジオ番組の構成を手がけ、ゲスト出演者への出演交渉を行うといった多岐に渡る業務をこなします。
またキューシートと呼ばれる番組の進行をまとめた表の作成も大切な仕事です。
仕事をするだけではなく、その中でリーダーシップを発揮したい方に向いていると言えるでしょう。
ディレクター|女性の視点を活かしてリスナーに支持される番組が作れる
制作部に所属して、ラジオ番組の企画・構成から制作までを現場監督としてまとめあげる仕事です。
キー局とローカル局で仕事の内容が異なり、ローカル局ではディレクターがラジオ番組でかける局の選曲からミキシング、脚本などの準備まで行う場合があります。
またAM局・FM局により求められる情報が違うため、準備する必要があるのです。
現場を取り仕切るのが仕事なので、高いコミュニケーション能力が求められるでしょう。
テレビ局のディレクターの場合は、力仕事があるため男性ディレクターが多い印象ですが、ラジオ局では女性ディレクターも現場でたくさん活躍しています。
ラジオ離れが進む現在、女性ならではの視点で、女性が喜ぶ番組作りに取り組めるのが、女性ディレクターが重宝される理由の1つです。AA
AD|縁の下の力持ちとしてサポート業務に従事
制作部に所属し、ディレクターがよい番組を作ることができるよう、さまざまな面でサポートする仕事です。
ADは先輩ディレクターの指示に従い、縁の下の力持ちとして資料を作ったりテープの管理や収録準備を手伝ったりしながら、ラジオ番組の作り方や流れを学びます。
やらなければならない仕事は多いですが、スピードも求められるためバランスの良い視点で仕事をこなせる人に向いていると言えます。
ラジオパーソナリティ|番組進行のプロフェッショナル
ラジオパーソナリティはラジオ番組の司会進行を務めますが、主に3種類に分類できます。
・ラジオ局の社員
・芸能プロダクションに所属している人
・フリーランスのラジオパーソナリティ
番組を進行する時は「パーソナリティ」、音楽番組で曲を選んで流す場合は「DJ」「ナビゲーター」などと呼び方が変わる時もあります。
出演する番組は情報・ニュース系の番組、音楽番組、芸能人がファン向けに制作する番組、テーマを特化した専門番組などさまざまです。
リスナーとの交流も大切な仕事の1つとなるので、聴き上手であり話し上手でもある方に向いていると言えるでしょう。
技術|リスナーと番組スタッフの架け橋
技術部に所属しラジオ番組の放送を技術面からサポートする仕事です。
入社後に陸上無線技術士の国家資格を取得して、番組とCMが問題なく放送されているかを主調整室から監視したり、音声ミキシングや回線管理のチェックをしたりしています。
男性の仕事場というイメージが強いのが技術の仕事ですが、女性も多いのが特徴です。
近年ラジオ番組のコンテンツをデジタル化するといったIT技術を必要とする仕事も増えてきているため、インターネットを使った新しいアイデアをラジオ局で実現したい方は技術を目指すのもよいのではないでしょうか。
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ラジオ局の収益を生み出す仕事について
次にラジオ局の収益を生み出す仕事を3つご紹介します。
営業|広告主との良い関係値作りだけにとどまらず活躍できる
営業部に所属して外勤、内勤のいずれかの形で仕事をします。
外勤は、スポンサーや広告会社に直接面対して、CM枠や番組の企画などを販売するのが仕事です。
また内勤は、社内の制作部や編成部との調整、外勤のサポートを行います。
また営業はクライアントが売りたい商品やサービスをより広くリスナーにアピールできるようなCMの原稿作りをしたり、イベントの企画をしたりすることもあるのです。
営業だけではなく、クリエイティブなことにも携わりたい方は、ラジオ局の営業の仕事は向いていると思われます。
イベント担当:CM以外でもラジオ局の収益を生み出せる!
クライアントが、ラジオのCMという媒体だけでなく、幅広くターゲット顧客に対してアピールを行いたい場合、アーティストのコンサートやお笑いのステージ、映画の試写会など多岐に渡るイベントを企画、運営する仕事です。
ラジオ局のイベントは、近年若年層のリスナー獲得のための施策に力を入れています。
イベントのプロデューサーとして幅広い業務に携わることができるので、自分の企画で新しいリスナーを増やし、楽しませたいという想いの強い人に向いていると言えるでしょう。
デジタルコンテンツ制作|ラジオ番組のコンテンツ化に取り組める
ラジオ番組を番組表という放送時間にリスナーが合わせるのではなく、リスナーのタイミングに合わせて、好きな番組を好きな時間に楽しめるようにするのがデジタルコンテンツ制作の仕事です。
若年層のリスナー獲得のための施策の1つとして、位置づけられています。
新しいラジオの魅力作りに取り組みたい方はやりがいを感じることのできる仕事ではないでしょうか。
ラジオ局に転職した場合の年収について
ラジオ局に転職した場合の年収について、アシスタントディレクターからディレクターを経てプロデューサーになった場合と、ラジオパーソナリティを例にご紹介します。
また転職者にとって気になる年収アップの方法についても見てみましょう。
AD・ラジオディレクター・プロデューサーの年収とは?
ラジオディレクタ―として転職した場合、まずADとなって下積み生活を送り、ラジオディレクターに昇格して自分の番組を持ち、その後10年以上の経験を経てプロデューサーになるというのが一般的なキャリアプランです。
ADの平均年収は331万円、ラジオディレクタ―の平均年収は353万円、プロデューサーは544万円となっています。
しかし、大手ラジオ局、地方のラジオ局、ラジオ制作会社などの所属先により年収が異なります。
例えば同じラジオディレクターでも大手ラジオ局の局員は年収が600万円~1,000万円ですが、地方のラジオ局やラジオ制作会社所属の場合350万円~600万円ほどと言われています。
また、フリーランスの場合収入が仕事量や担当番組の報酬に応じて決まるのです。
できるだけ早くキャリアアップすることで年収が増えるため、夢のある職種といえます。
ラジオパーソナリティの年収とは?
ラジオパーソナリティはラジオ局の社員、芸能プロダクションに所属している人、フリーランスのラジオパーソナリティと3種類に分類できるとお伝えしましたが、それぞれ年収も異なります。
1つ目のラジオ局の社員ですが、実力に差があり、それを考慮した年収となっているため、300万円~800万円と意外に大きな差があるのが特徴的です。
2つ目の芸能プロダクションに所属しているラジオパーソナリティは、ラジオの仕事のみなら年収30万円~500万円ほどですが、多くの人は他の仕事も並行して行っているため、トータルでは200万円~1,000万円ほどの年収を見込めるでしょう。
3つ目のフリーランスのラジオパーソナリティですが、仕事の量で年収が変わり人気次第で年収1,000万円を超えることも珍しくないでしょう。
ラジオパーソナリティが年収を上げるためには、たくさんの番組を担当しリスナーのファンを増やすことです。
さらに、番組の企画や取材も行うことができる「作り手」としての顔も持つことができれば、さらに年収も上向いていくと考えられます。
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